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生存権裁判

生存権裁判コーナー

人として生きるために

“老齢加算の復活が必要“

人間として生きる権利守ろう

100人越す傍聴希望者

原告の証言聞き怒り

青森地裁で口頭陳述

 1月20日、27日の両日、青森地裁で行われた青森生存権裁判の原告口頭陳述を傍聴しました。20日、27日とも各107人の傍聴希望者があり、両日とも抽選で64人の傍聴が許可されました。青森市をはじめ、県内各地から老齢加算の復活と、人として生きる権利を守ろうとの思いを抱いて駆けつけました。
 27日の青森路は大雪と吹雪で前が見えなくなるほどの悪条件でしたが、八戸から車3台で16人、むつ市からも車2台で8人が参加しました。

大型液晶画面に原告の実態映す

 20日は、神江美青森県生連務局長が生活と健康を守る会の活動の中で出会った経験を話し、「老齢加算の復活が必要だ」と証言しました。また、原告の早瀬俊正さんの妻・八千代さんが、病気で来られない夫の思いを胸に証言しました。
 原告の生活を撮影した映像も上映され、灯油の節約や食事、通院のことなどが、法廷の大型液晶画面に映し出されました。

近所づきあいできず涙流す

 27日は青森・茂木ナツエ原告団長(80)と川越チソさん(77)、八戸・板橋アイさん(78)の証言が行われました。生活保護受給の経緯、市役所や福祉事務所の対応、寒さに震え、食事の回数を減らし、親戚や友だちづきあいもできなくなった状況を、涙を流しながら語りました。「情けないと思う、死にたいと思うことも。しかし、こんな思いをする人が続かないよう裁判を起こした」と語りました。
 証言を聞いて、“福祉が人を殺すとき”という言葉を連想し、生存権の最後の砦とも言うべき生活保護が、なぜ人を泣かすのか、どうして死にたい気持ちにまで追い込むのかと思いながら傍聴しました。
(新岡武信さん)

“緊急決起集会”開く

署名・宣伝呼びかける

広島の「支援する会」

 広島の生活保護裁判を支援する会は1月25日、「生存権裁判を勝利し、社会保障の拡充を求める緊急決起集会」を開催しました。
 集会には、広島原告団長の加藤清司さん(85)はじめ、県内全域から60人が参加。冒頭、生存権裁判を支援する全国連絡会の井上英夫会長が、「生存権裁判の勝利と新たな福祉国家」と題した講演で、憲法各条を紹介しながら、人権としての社会保障確立に向けた運動を大きく広げる必要性を強く訴え、2月24日の最高裁口頭弁論に向けた署名などの運動を呼びかけました。
 津村健太郎弁護団長から広島高裁での裁判の経過報告がありました。原告団長の加藤さんから、裁判への引き続く支援の訴えがされました。
 集会翌日には、井上会長が県内労働組合・民主団体を訪問し、裁判への支援強化を直接訴えました。これらの訴えを受け、集会のあと、新たに個人342人分と10団体分の署名が寄せられています。
(佐々木路生通信員)

「提訴6周年集会」を開催

“最高裁で勝利しよう”

新潟生存権裁判を支える会

 新潟生存権裁判を支える会は2月4日、新潟市内で、「最高裁で勝利し、老齢加算復活で年金・最低賃金引き上げ・社会保障の充実を―新潟生存権裁判提訴6周年集会」を開きました。大雪でJR在来線が運休する中、新幹線なども使い全県から94人が参加しました。
 石崎誠也代表(新潟大学教授)が、「実態からの訴えが大切だ」と主催者あいさつをしました。
 弁護団の大澤理尋(みちひろ)弁護士は、「老齢加算廃止の根拠データ開示訴訟が終結の見込みで、中止されていた新潟地裁の弁論は再開される予定だ。私見だが、年度内の結審、判決の可能性もある」と報告。原告の長谷川シズエさんから、訴えがありました(下囲み)。
 生存権裁判を支援する全国連絡会会長で金沢大学の井上英夫教授が記念講演を行いました。東日本大震災の復旧・復興にも触れ、「生存権裁判の勝利は『社会保障と税の一体改革』をやめさせ、ナショナルミニマムを確立し、新たな福祉国家建設の一里塚。憲法25条の『最低限度の生活』のとらえ方を『十分な生活』保障へ発展させよう」と語りました。
(吉田松雄通信員)

「提訴6周年集会」での訴え

最後まで頑張る

新潟・新発田 原告・長谷川シズエ(87)

 私たちは6年前に、生活保護費が減額されてきて困ってしまい、県知事に「元に戻してください」と審査請求したら棄却されて、「異議があったら裁判に訴えなさい」と言われました。
 それで、生活と健康を守る会や弁護士の先生方の応援もいただいて、身のほども省みず、裁判に訴えました。初めはすぐにでも良い判決を期待していたのですが、何と、あれから6年の歳月が経ちました。
 その間には、東京地裁をはじめ、各地の裁判では敗訴続きで、そのつど残念で悔(くや)しい思いをしてきました。それだけに2年前の福岡高裁の判決のときには、ちょうど県庁に到着した時に勝訴の知らせを聞き、胸がいっぱいになり、天にも昇る気持ちでした。
 今度は最高裁だそうですが、これだけ苦しい生活を強いられている人たちが多いのですから、良い判決を期待したいです。
 私たち新潟の原告も最後まで頑張りますから、よろしくお願いします。

(2012年2月26日号「守る新聞」より)

 
   
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