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埼玉 与野

実態調査で厚労省の矛盾が明らかに

夏季加算の創設が必要

夏の電気料金は軒並み増える

 与野生活と健康を守る会では、各分野の活動にいろいろな人が参加しやすいようにと、語る会という名前をつけて活動しています。その中の生活保護を語る会では、夏季加算の創設を目指し、昨年、電気料金の調査を行いました。そして、結果をさいたま市交渉や全国生活と健康を守る会連合会の中央行動で示し訴えています。今年の夏を迎えるに当たり、調査の実施や結果について生活保護を語る会世話人の田中和美さんに聞きました。

やはり増えた調査の結果

 生活保護には冬季加算はありますが、夏季加算はありません。厚生労働省は「夏に電気代が増えるというデータはない」と言っているので、生活保護を語る会として電気料金を調査しました。
 2025年の5月ごろに、班会などで会員にお願いして、一昨年(24年4月〜25年3月まで)の電気料金を調べました。生活保護以外14世帯、生活保護5世帯、計19世帯からデータをもらいました。
 結果のグラフから次のことが分かります。
 (1)どちらも夏と冬に電気代が上昇しているが、生活保護世帯の方がグラフの高低差がなだらかな傾向にある、(2)生活保護世帯は全体として電気料金が少ない。
 このことから、生活保護世帯は、1年中、電気の使用を控えていて、夏や冬はより電気を使わないようにしていますが、夏の電気料金も上昇しているので、電気料金は増えているといえます。

命の危険、国へ訴える

 政府は熱中症対策としてクーラーをつけろと言うが、電気料金のことを考えると控えてしまいます。命の危険があるというのなら、夏季加算が必要ということが調査から分かりました。
 調査の結果、電気料金は確実に上がっています。しかし、生活保護世帯がそれ以外の世帯に比べて電気料金の上がり幅が低いのは、クーラーの使用を抑えていることを表しているといえます。この結果を基に、これからも国や県・市と交渉し、夏季加算創設の運動をしていきます。
 生活保護世帯は、クーラーを使わないと危険だけど、電気料金を抑えつつしっかりと使わなくてはいけないので、設定温度をなるべく下げないように、カーテンを締めて、昼間でも部屋が暗くなっています。また、使わなくて済むように昼は冷房のきいた施設などに行く人、まだクーラーを設置していない人もいます。
 電気料金のこともあるけれど、体のためにクーラーを使うための夏季加算が必要です。

(2026年4月26日号「守る新聞」)

 
   
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