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徳島市「補聴器購入補助」実現

1年8か月の運動実る

 徳島市の2026年度予算に「徳島市高齢者軽度中度難聴者への補聴器購入費補助制度」が盛り込まれ、6月からの実施で「補聴器購入費補助制度」が実現しました。署名や宣伝活動、議会内外での運動が実りました。(竹田節夫通信員)

テレビや新聞にも報じられ

 徳島市生活と健康を守る会は2024年7月、全日本年金者組合徳島県支部や徳島健康生活協同組合などと「補聴器の公的補助を求める会」(求める会=竹田節夫事務局長)を結成し、市議会への請願署名で3549筆、市長への要請署名494筆を提出。市長や副市長、市部局、そして県当局との交渉も重ねてきました。
 駅前や地域での宣伝活動、医師や補聴器販売店などへの要請も行い、世論を喚起(かんき)してきました。街頭宣伝や議会請願行動はテレビや新聞にも大きく取り上げられる活動となりました。
 各議員への要請行動も繰り返し行い、これらの活動が私たちの要望を応援してくれる市議会議員の行政への働きかけと結びつき、行政を動かし、今年の3月議会での提案となり、実現しました。

昨年4月から
続々と実現

 昨年4月に徳島県内の上板町(かみいたちょう)と神山町、10月に松茂町(まつしげちょう)、石井町で実施し、今年の3月議会で徳島市、吉野川市、美馬市の3市、勝浦町、邦賀町(くにがまち)、北島町、藍住町(あいずみちょう)の4町で26年度実施が決まり、県内24自治体のうち半分の自治体で実施されることになりました。今後、「全額補助、両耳の補聴器を購入できる金額に引き上げること」を求めていきます。

喜びの声

 「夫が60年前、一晩で聴力を失い、そのままで生活しています。本人、家族にとっても、補聴器を使える幸福を感じたいです」(松木喜美子さん)
 「夫は1日の大半をテレビ鑑賞で楽しんでいますが、音量がだんだん大きくなりトラブルの一因となり、交通事故の心配もあります。徳島市でやっと実現したのは、会員の署名が力になったことがあり喜びもひとしおです」(川口政子さん)
 「初めてのところへ署名のお願いに行ったら、『待っていたよ』と言って、周りの人にも声をかけてくれ、とてもうれしかったです。ぜひ、制度を利用したい。補助が多ければもっと助かると思います」(戸川享子さん)

(2026年6月14日号「守る新聞」)

 
   
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