北海道
江別・札幌・旭川で審査請求
国の姿勢を許さない
審査請求の取り組み進む
「新・人間裁判」生活保護基準引き下げ違憲訴訟では、2025年3月18日、札幌高裁で原告が勝訴。最高裁に係属しています。同年6月27日の最高裁判決では原告勝訴にも関わらず、国は判決に背(そむ)き、勝手に補償額を半額に値切りました。国の姿勢を許さないと北海道でも不服審査請求が始まりました。
江別・札幌 道内初の提出
江別生活と健康を守る会と札幌市内の生活と健康を守る会の原告10人が6月10日、北海道庁に審査請求書を提出しました。
審査請求書を渡した江別市の原告の向山雄二さんは、5月15日に決定通知書を受け取りました。審査請求は処分を知った翌日から3か月以内に行う必要があり、北海道で決めていた8月18日の申請には間に合わないため6月10日に審査請求書を提出しました。
向山さんは「生活保護利用者は引き下げで苦しい思いをしているのに、原告にだけ特別給付金を上乗せするのはおかしい。国は1日でも早く保護利用者全員に支給してほしい」と訴えました。(「良くする会ニュース」から)
旭川 市と懇談も行なう
旭川生活と健康を守る会は6月16日、審査請求書23人分の提出を行いました。旭川生健会から6人が参加し、北海道生活と健康を守る会連合会の三浦誠一会長が同席しました。
この取り組みでは、会員外の人の協力を得て励まされました。
提出後には、市と懇談も行い、3月31日に最初の追加給付を実施し、その後も順次決定通知を送付しており、最終的には約9000世帯への給付を準備していることなどを共有しました。
学習会と提出行動を通じて会員が2世帯増えました。今後も多くの人へ知らせ、継続した提出の取り組みを行っていきます。
(鈴木幸恵通信員)
(2026年7月5日号「守る新聞」)