石川金沢
仲間と怒りをもって声上げる
*追加給付の取り組みで班結成*
全国生活と健康を守る会連合会(全生連)が生活保護の追加給付に対して審査請求運動を提起していることを受けて、全生連に直接加盟している金沢生活と健康を守る会がこの運動に取り組み入会者が生まれ、班を結成するといううれしいニュースが、信耕(しんこう)久美子さんから届きました。
参加者が全員入会
金沢生健会は5月20日、生活保護と審査請求の学習会を行い、6人が参加しました。学習会前には、生活保護利用者を訪問しチラシを配布、また手紙を出すなど周知しました。そして、参加者全員から審査請求するとの意思表明がありました。
その後、追加給付の通知が6月19日付、7月22日付で届いたのをうけて、8月19日、審査請求説明会を7人の参加で開催。いのちのとりで裁判の北島正悟弁護士を講師に、全国的な動きや、審査請求の手続き、今後の取り組みについて説明してもらいました。
説明会のなかで、審査請求に取り組んでいる生健会を改めて紹介し、入会を呼びかけたところ7人全員が入会しました。さらにその場で「にこにこカフェ班」を結成することができ、月1回の班会や「守る新聞」の購読を確認しました。
メンバーはもともと石川県健康友の会の「にこにこカフェ班」として生活保護制度の学習やいのちのとりで裁判の傍聴をしていた仲間でしたが、審査請求運動がきっかけとなり新しい仲間を迎え、班結成につながりました。
現在は参加した7人を含め10人の審査請求書が届いています。
もともとの「にこにこカフェ班」を立ち上げた白崎正子さんは「団地の中で生活保護利用者などが、交流する場所が必要との思いがあり、にこにこカフェを立ち上げた。生活保護のバッシングなどがあるなか、大事な居場所作りを続けてきた」「国や厚生労働省の対応はだれが聞いても怒りをもつ。我慢の限界、声を上げざるを得なくなっている」と話します。
輪島市にも班をつくりたい
私(信耕)は能登半島地震の義援金で生活保護が打ち切られる問題などで全生連とともに現地に行き、当局と懇談・要請もしてきました。この間の支援をとおして、1対1の支援では手が届かないことがあると感じてきました。仲間がいて、自分一人だけでなくみんなで支え合って支援できる生健会が必要と感じています。
今、輪島市にも班を作りたいと、取り組んでいます。9月10日には北島弁護士とともに輪島市で追加給付の学習会を行いました。全生連の全国大会を前に班結成につなげたいです。
(2026年9月20日号「守る新聞」)