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命と未来を引き換えにはできない 浜岡原発を永久停止に 行動しなければ“賛成”になると提訴 静岡県

 「世界一危険な原発」と言われる浜岡原子力発電所がある静岡県御前崎(おまえざき)市。東海・東南海・南海の「3連動地震」や東海地震の震源域の真上にある原発に、「福島の次は浜岡では!?」と住民の不安はつのるばかり。中部電力に浜岡原発の永久停止を求める訴訟の第1回の口頭弁論が7月11日、静岡地裁浜松支部で行われました。

 菅首相(当時)の要請を受けた中部電力は5月14日に全ての原子炉の運転を停止していますが、憲法25条が保障する「平和的生存権」を掲げ、生活と健康を守る会会員7人を含む御前崎市と原発周辺住民83人が「永久停止せよ」と5月27日、提訴しました。
 御前崎生健会の篠崎仁次(ひとじ)会長(70)は、「行動しないと原発に賛成したことになる」と原告になりました。「原発推進派の人も『事故だけは困る』と言う。事故をなくすには廃炉しかない」と訴えています。

意気込み示した口頭弁論中電は運転の再開を表明

 7月11日の第1回口頭弁論で、会員で原告団長の清水澄夫さん(65)は、「自宅が原発の2キロ圏内にあり、いてもたってもいられない。福島のようになれば住民は行き場を失う。再稼動は許されない」と主張しました。
 中電の寺田修一法務部長は記者会見で、「安全性に確信を持っている」と強調し、津波対策終了後「地元に説明し粛々(しゅくしゅく)と運転を再開する」と述べました。
 この日は、原告の酒井幸七静岡県生連会長(71)と9つの生健会からも代表が参加。全体で110人以上集まり、傍聴席に入れなかった人は廊下で意気込みを示しました。閉廷後の集会で、「英知を絞り活動の輪を広げて、運動で政治を動かし裁判を勝利に導こう」と意思統一しました。
 8月21日の「浜岡原発の危険から住民を守る会」の学習会では、会員60人を含む300人が、東芝で浜岡原発や福島第一原発の基本設計に関わった渡辺敦雄さん(沼津高等専門学校特任教授)の「想定外では許されない。原発の危険性を直視し、命を脅かさない再生可能エネルギーに転換していく必要がある」との講演を聞きました。

「原発はいらない」の意思東京・6万人集会で示す

 私たちは命とくらし、子どもたちの未来、浜と緑の大地を引き換えにする覚悟で、原発との共存を認めたわけではありません。9月19日、東京で「さようなら原発集会」が開催されました。6万人の「原発はいらない」との意思表示を、心強く受けとめました。
 第2回公判は10月3日。「永久停止」までさらに運動を広げます。(清水静子さん)

(2011年10月2日号「守る新聞」)

 
   
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