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2012平和大行進 恒久平和の道を突き進め 核廃絶は人類の責務 全11コースをひたすらに

 核兵器を廃絶し、再び被爆者をつくらせないことは、私たちの願いであると同時に、課せられた義務ともいっても過言ではありません。日本の反核兵器運動で重要な役割を担う、「2012国民平和大行進」が始まりました。全自治体を網羅(もうら)した全国11の幹線コースを、ゴールに向けて、歩き続けます。大地を踏みしめる一歩一歩に、核のない世界への思いを込めて。(番匠 寛記者)

会議やりくりし全生連から25人

 ゴールデンウイーク最終日の5月6日。東京・江東区の夢の島公園の第五福竜丸展示館前に、およそ1000人が集まりました。平和行進全11コースの一つ、東京→島コース参加者です。
 全生連の参加者は25人で、地元の江東生活と健康を守る会は会議の時間をやりくり、21人参加しました。江東の平野岩夫さん(78)は、「平和行進は欠かせない。若い人が少ないのが残念だ」と話します。戦争を知っているだけに平和への思いは格別です。
 埼玉・川越生活と健康を守る会の神崎庄一郎さんは、「3・1ビキニデー」参加に続き、今度は平和行進。「幅広く大勢の人が集まり、あらためて平和運動への確信を深めた」と、初参加の感想を語りました。
 午後1時。いよいよ行進のスタートです。1954年にアメリカの核実験により公海上で被爆し、今は展示・保存されているマグロ漁船第五福竜丸が、静かに隊列を見守ります。
 五月晴れ、汗ばむほどの陽気が午後には急変。時折は雨にも見舞われるという不安定な気象条件をものともせずに、隊列が都内を進んでいきます。夕方、この日のゴール、港区の芝公園に到着。広島までおよそ1000キロ、90日の長丁場の初日が幕を閉じました。
 翌7日は多摩川を渡って神奈川県川崎市まで。250人が芝公園を出発しました。
 隊列は多数の車が行き交う幹線道路を進みます。道路沿いのビルの窓や、集合住宅のベランダから手を振る人も少なくありません。ドライバーからもエールが届きます。
 行進ルートは例年と同じ。平和行進はすっかり認知されているようです。

通し行進に挑戦 運動の次の一歩

 隊列の先頭に立つのは通し行進者の4人です。
 最年少は社会人1年生の吉崎貴哉さん(20)。行進は初参加、「これを機会に平和のことをもっと考えていきたい」と話していました。職場の仲間たちがリレーし、広島市を目指します。
 最年長は80歳の山口逸郎さんです。映画プロデューサーで、反核映画も11本手掛けています。その中の1本が、ある催しで大きな反響を集めたそうです。それが、通し行進に名乗りを上げるきっかけになりました。
 これまでは映像を通して核廃絶を訴え、平和行進の記録映画づくりにも関わってきました。反核はライフワークです。一貫してそれを追求していく中で、「ひとつの区切りとして」の新たな挑戦です。「平和行進の映画を撮った時は走り回っていたが、今回は歩きだから楽」。ゴールを目指し歩き通す決意です。

(2012年5月20日号「守る新聞」)

 
   
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