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(全生連第39回全国大会)新潟・湯沢町 原発も孤立死もない社会へ 草の根からの運動 班の大切さ実感

 9月14日から16日まで、全生連第39回全国大会が新潟県の湯沢町で開かれました。代議員181人、全国役員53人、評議員90人、名誉役員1人、大会事務局など合わせて355人が参加し、熱心に討議しました。全体会議や分散会で活動の総括、方針、財政などを活発に討論し、承認しました。安形義弘会長、藤谷(とうや)加津江事務局長をはじめ、新役員を選出しました。

 全体会会場の正面に、地元・新潟県生活と健康を守る会連合会の各班で、力を合わせて作ったタペストリーが飾られています。
 松岡恒雄会長が「震災・原発事故からの復興・復旧、安心・安全の街づくりを、原発廃止、消費税増税を実施させず、自立・自助、自己責任押し付けの社会保障改悪を許さないたたかいに、全生連の力を発揮することが求められている」とあいさつしました。

8年ぶりの専任会長、初の女性事務局長誕生

 38期中に発足した長野県生活と健康を守る会連合会と、群馬の利根(とね)・沼田生活と健康を守る会の全生連への加盟の紹介があり、代表が立つ中、大きな拍手で確認されました。
 続いて、辻清二事務局長が、「憲法を生かし、貧困の打開と平和を守り、要求実現と組織づくりを大きく前進させるための運動方針」案を提案。細川久美子副会長から決算・予算案の提案がありました。
 2日目の分散会では、13会場に分かれ、方針案や決算・予算案を討議しました。
 3日目の全体会では6人のリアルな実態や感動を呼ぶ特別報告、表彰などが行われ、役員選挙で8年ぶりに専任会長と、初めての女性事務局長が誕生しました。

創立60周年に向けてより大きな組織へ

 初参加者も多く、参加者から「会員相互の交流・励ましの場・要求を出し合う場として班会の大切さがわかった」「特別報告は感動的で涙が出た」「激しい情勢の下で果敢(かかん)にたたかっている全国の経験に、元気をもらった」「会員・読者増やしに頑張る」など、2年後の全生連創立60周年に向け、より大きな組織にしていくことを誓い合いました。


〈あいさつ・大要〉

魅力ある“会”へ

新会長 安形義弘

 どんな悪政の下でも「人間らしく生きたい」との願いや要求は押しつぶすことはできません。自己責任論や国民分断、生活苦がかつてなく強まっている時だからこそ、経済的、社会的、文化的なあらゆる暮らし丸ごとの要求を取りあげ、日々の暮らしになくてはならない「魅力ある会」の大事さを実感しています。
 貧困からの解放をめざした全生連58年の伝統を引き継ぎ、方針を握って離さず、社会保障改悪・消費税増税にストップをかけ、憲法を守り、大震災からの復興、原発も、餓死・孤立死もない社会の実現へ全力をあげ、創立60周年を迎えましょう。
 全国各地の経験に学び、自治体と国政に影響を与える組織づくりをめざして全力をつくすことを申し上げて、あいさつとします。

(2012年9月30日号「守る新聞」)

 
   
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