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2013年度予算要求全生連中央行動 生活保護改悪するな 国民生活底上げに踏んばる

 全国生活と健康を守る会連合会は11月19日、20日、2013年度予算要求全生連中央行動を行い、2日間でのべ400人以上参加しました。1日目の集会では生活保護制度の抜本改悪についての講演があり、交渉について班別の綿密な打ちあわせを行いました。2日目は、午前中は10班、午後は3班に分かれ各省庁と交渉、東京電力に要請をしました。11月16日に衆議院が解散されたため、毎年行う大臣など高官や国会議員への要請はできませんでした(詳細は12月9日号で報道予定)。

 1日目は東京・品川区立総合区民会館きゅりあんでの集会。安形義弘全生連会長が、「国会解散・総選挙は、民自公3党の談合による悪政への国民の怒りが追い込んだもの。かつてない状況の下で行われる今回の中央行動は、人間らしい暮らしを取り戻す怒りの行動」とあいさつ。「中央行動の内容を急いで全国の仲間に知らせ、総選挙で消費税増税と生活保護の改悪阻止、大震災からの復興や原発の即時ゼロを大きな世論にしよう。年末までに全国大会現勢を上回り、来年3月末までに会員1000世帯と読者1500人増をやりとげ、税など来春にかけての運動を成功させよう」と呼びかけました。

保護受給恥ではない
制度守る実態の告発

 水島宏明法政大学教授は、「生活保護制度の抜本改悪の狙いと生活保護バッシング」と題して講演。餓死・孤立死の背景にある政府の政策を指摘します。元ジャーナリストでマスコミの実情をよく知る水島さんは、「国民に制度が正しく知らされていない。『生活保護を受けるのは恥』と思わせるマスコミ報道の中で、全生連のような制度を守る側の実態告発や行動は大事」と語りました。
 2日目、衆議院第1議員会館での打ち合わせ集会では、「各種制度と関わる生活保護の改悪問題を、正面に据えた行動にしよう。踏ん張って、国民生活全体の底上げをするたたかいをしよう」と意思統一しました。
 田村智子日本共産党参議院議員は「みなさんの要求を実現する新しい国会の実現に全力を尽くしたい」とあいさつし、「国会審議ができない時期だけに、この交渉が大きな力を持つ」と励ましてくれました。

人間らしい暮らしへ
まず申請書を渡して

 参議院議員会館での生活保護交渉には、約180人が参加。老齢加算、就労指導、車保有、級地などの実態や要求が出され、当事者が何人も人権侵害の実態を告発しました。
 「役所はさまざまな調査書類は渡すのに、申請書だけは渡さない」という発言もありました。札幌・白石区の姉妹孤立死事件で、「申請すると本人が言わなかったから」と申請させなかった区役所を擁護(ようご)する厚生労働省に怒りが集中。再度、特別監査を要求し検討を約束させました。
 厚労省では他に10項目で、文部科学省や財務省などとも交渉。東電での要請では、「原発事故の原因と責任は東電にある」と謝罪させ、福島の生活と健康を守る会の補償関連の集会へ参加の検討を約束させました。
 「いいかげんな報道で追い込まれる人がなんと多いことか。講演は力になった」「集中した生活保護交渉は初めて。全生連ならではの迫力があった」「白石区の姉妹の命を思うと、私たちの運動がいかに重要か思い知らされた。壁は厚いが、こういう交渉ができるのは全生連だけ」など感想が寄せられました。

(2012年12月2日号「守る新聞」)

 
   
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