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生存権裁判 青森も不当判決 200人が怒りあらわに

 1月25日、青森地方裁判所で、7人の高齢者の生活保護利用者が「老齢加算の廃止は違法」と訴えていた裁判の判決が言い渡されました。裁判長は、「棄却」を言い渡すと、「不当判決」のつぶやきが聞こえる法廷を1分そこそこで退廷しました。60人の傍聴者は、怒りをあらわにしていました。雪が吹き荒れる地裁前では、法廷に入れなかった130〜140人が「不当判決糾弾」のシュプレヒコールをあげていました。

天候は大荒れ

 この日青森市は、厳しい寒さで、風雪が吹き荒れていました。午後0時30分、青森市だけではなく、約1時間半から3時間かけて県内各地から、続々と支援者が駆けつけました。
 主催者の予想をはるかに上回り200人近く集まりました。

最悪の判決

 判決は、「70歳以上の高齢者に老齢加算に見合う特別な需要が認められない」との国の判断をそのまま丸のみし、「高齢者に関わる本件改訂後の生活扶助基準の内容が健康で文化的な生活水準を維持するに足りない程度まで低下するものではない」と、厚生労働大臣の裁量権を認めました。
 また、原告らは、青森市は2級地の1、八戸市は3級地の1という大変な土地柄であることと、青森県が積雪寒冷地であり、地域の特殊性に基づく特別な需要が認められるべきだと主張したのに対し、「老齢加算には関係ない」と退けました。

控訴を決定

 判決後、7人の原告と5人の弁護人は、記者会見を行い、「原告らの生活実態を正面から捉えることなく、厚労省の主張を無批判に受け入れ、老齢加算の廃止を追認した」と糾弾。控訴して勝利するまで闘うことを明らかにしました。今後は、仙台高裁での裁判となります。
 記者会見後の「報告集会」で7人の原告は、「皆さんに、お世話になりましたが、駄目でした。81歳になりましたが、逝くまで頑張ります」「何年できるか分からないが頑張る」など決意を表明し、盛んな拍手に包まれました。

(2013年2月10日号「守る新聞」)

 
   
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