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広島土砂大災害 衣食住保障一刻も早く 避難生活長期化防げ 安佐南会員・読者7世帯が避難生活

 広島市安佐南区・安佐北区の集中豪雨災害により、8月28日現在72人の死亡が確認され、行方不明者は10人になりました。避難生活を余儀なくされている人は約1200人にのぼります。断続的に降り続く雨で、ボランティアによる活動もとぎれとぎれになるなど救出、復旧を阻んでいます。広島安佐南区生活と健康を守る会と、安佐北区を担当する広島北生活と健康を守る会は豪雨災害が起きた20日から会員や読者の安否確認に回り、現在人的被害ゼロ、物的被害が14世帯という状況です。うち、避難生活を送っているのは、安佐南生健会会員、読者の7世帯です(平野百合子通信員)。

会員も泥出しに奮闘

 20日早朝「助けてほしい」と安佐南区会員から電話が入り、会員6人がかけつけ、床上の土砂撤去作業を行いました。助けを求められた会員は65歳女性と、85歳母親の2人暮らしで、2人とも虚弱体質です。「生健会が命の綱です」と語っています。
 安佐南生健会は対策会議を開くとともに、泥出し作業などを手伝うボランティアを会員に呼び掛け、被害が大きくかつ現在立ち入りが可能な場所に入りました。災害対策会議メンバーの会員は「日頃班会を開き、つながりを強めていて本当に良かったと思った。迅速に安否確認を取ることもできたし、ボランティアの呼び掛けにも即日16人の方が応えてくれた」と語ります。
 泥出しを手伝った会員からは「大きな岩がゴロゴロと転がっている。本当に規模が大きい災害。自分も経験があるが、被災者の心境としては、この土砂をどうするのか…これが当面の問題だ」と、泥出しボランティアの必要性を訴えると同時に、「泥出し作業は大変で体力がついていかない」という声も出ています。
 生健会は、体力仕事だけではなく支援制度についてのビラ配布、聞き取り、現地相談会の開催、募金活動などを検討しています。既に県内の単組で募金活動に取り組み始めたところもあります。

市長も制度充実約束

 避難生活を送っている人の多くが今後の生活にめどが立たないことへの不安を挙げています。広島市は避難所にワンストップの相談窓口を設置しましたが、職員が足りていない状況があります。被災地域を回ると、単身で住んでいた高齢者や障がい者の人の絶望感がより深いことが分かります。生活再建のめどを立てることができれば安心感も得られます。
 広島市長は臨時の記者会見で「できるだけ被災者を救済できるよう、前例がなくとも制度を充実させたい」と話しました。一刻も早く一人ひとりの衣食住を保障できるように、状況の把握とともに自治体への働きかけをしていきます。

(2014年9月7日号「守る新聞」)

 
   
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