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みんなで集まりおいしさ倍増 テーブル囲み和気あいあい 食事会へいらっしゃい

 生活する上で不可欠な食事を通して、つながりとコミュニケーションを深めようという試みが、あちこちでなされています。それは生活と健康を守る会においても例外ではありません。定期的に食事会を開いているところが少なくありません。和気あいあいとおしゃべりしながら、みんなで食べればおいしさ倍増と大人気の様相ですが、そこからは「負」の社会情勢を垣間見ることもできます。東京と広島のケースを紹介します。

今年で7年通算41回
東京 新宿・柏淀班

 いくつかの班が定期的に食事会を開いている新宿生活と健康を守る会。隔月開催の柏淀班は今年で7年目となり、4月14日で通算41回と回を重ねています。
 「食事を通して気軽に交流しよう」と始まったこの取り組み。毎回10人ほどの会員が集まり、メニューはその都度替わります。工夫を凝らした品の数々の一番人気は和食かと思えばさにあらず。ビーフシチュー&フランスパンが大好評です。
 一つの節目なった2月20日の第40回は、メニューがきりたんぽ汁、ユズ入りいなりずし、おしるこ。初参加や体調が回復し久しぶりなど多彩な顔触れの10人が集まり、楽しいひとときを過ごしました。
 「介護サービスを利用したいけど、利用料のことを考えると頼めない。保険料を払い続けているのだからただでもいいのに」「4月から制度が変わるみたいで、これまでのようなサービスが受けられるかどうか不安」「年金や生活保護費が削られるなんてひどい」―。みんなで同じものを食べながら楽しくおしゃべり。お互いを気遣い合う、温かい付き合いの場です。

(石黒之俐子さん)

赤字ゼロの健全経営
広島 安佐南

 「よってこ」と名付けた食事会を開いている安佐南生活と健康を守る会。毎回20〜30人ほどが参加します。参加費は200円と格安ですが、無償で野菜を提供してくれる協力者の存在もあり、赤字ゼロで運営しています。実行委員会がメニューや企画などを決めています。
 きっかけは昨年初めに相次いだ会員の孤独死でした。「どうにかして独りぼっちの会員対策がとれないものだろうか」と話し合った結果、食事会を思いつき、協力者にも助けられて、昨年9月に始まりました。
 「独りきりの食事より楽しい」「とてもおいしい」―。楽しみにしている会員が少なくありません。
 6回目となった3月20日はバイキング形式のカレー。トッピングはコロッケ、チキンカツ、エビフライ、ゆで卵などで、野菜サラダと野菜スープもそろっていました。
 みんな幸せそうな笑顔で食卓を囲み和気あいあい。料理のあまりのおいしさに、カロリーを気にしながらもおかわりする人もいました。

(牛尾清彦通信員)

要因 遠因 話題あれこれ 食と家族の事情

食で育む

 ライフスタイルの変化により、1人だけの「孤食」や、それぞれが別々のものを食べる「個食」が増えています。内閣府の調査(2011年3月)によると、家族が一緒に食べる頻度について「ほとんど食べない」と答えた人の割合は朝食で25・5%、夕食で8・8%となっています。家族だんらんの機会が少なくなっています。そういう現状の中、農林水産省は食育キャンペーンの一環として「食卓はコミュニケーションの場」と呼び掛けています。
 国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的とした食育基本法が、05年6月に成立しました。

一人暮らし

 一人暮らしの高齢者が増えています。平成25年版高齢社会白書によると、高齢者人口に占めるその割合は1980年の男性4・3%、女性11・2%が、10年には男性11・1%、女性20・3%に。20年で倍化しました。
 独居高齢者の増加に伴い、孤立死が多発しています。都市再生機構が管理する賃貸住宅で、65歳以上の単身居住者の孤立死は11年度が131件。08年対比で約5割増えています。

(2015年4月19日号「守る新聞」)

 
   
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