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生活と健康を守る会会員も多数海を渡る 核廃絶求めNYデモ行進

 核兵器と人類・生物の生存は相いれない。核兵器の廃絶は核兵器の攻撃をなくす唯一の現実的保証である―。核廃絶を求めて、核不拡散条約再検討会議が行われる国連軍縮会議に世界中から1万人(日本から1058人)が参加し、マンハッタンの中心街を国連隣接のハマーショルド広場までデモ行進しました。生活と健康を守る会からも多数参加しました。

草の根の声届ける
埼玉・富士見市 綾 好文

 私たちが草の根で集めた「核兵器廃絶の約束を守れ」「核禁止条約制定の交渉を始めてほしい」との署名633万6205筆を積み上げ、代表団がニューヨーク(NY)で集めた署名、平和首長会議(松井広島市長代表)が集めた110万筆、世界各地の署名の合計800万筆の目録を、アンゲラ・ケイン国連軍縮問題上級担当、タウス・フェルーキ再検討会議議長に提出、両氏から署名への感謝とともに、「とても心強い、核軍縮は政府だけですることではなく、市民一人一人の行動があってこそできる」と私たちの努力を高く評価した発言がありました。
 第9回NPT再検討会議の冒頭、潘基文(バン・ギムン)国連事務総長から、「署名を受け取った、核兵器廃絶に市民社会が力強い希望と期待を持っている。軍縮のチャンピオンに感謝したい」と189か国政府代表に紹介され、世界の核廃絶を求める署名行動が国際政治に大きなインパクトを与えていることが報告されました。
 この署名は私たちが駅頭などで「核兵器をなくすとの核保有国の約束を実行せよ」「核廃絶のために同じテーブルについて核兵器禁止条約制定の交渉を始めてほしい」との草の根の声を集めたものです。国連の玄関ホールではNPT再検討会議中、広島・長崎の被爆の実相展が開催され、被爆者代表が訪れる人たちに被爆体験を話して、核廃絶を訴えていました。
 NY行動の後、私たちは砂漠にあるカジノ賭博で有名な町ラスベガス市内の核実験博物館と近くのネバダ核実験場を視察しました。

死の灰知ってますか
広島・佐伯 高東征二

 4月26日ニューヨークのハマーショルド広場に歓声が起きました。
 署名が、高草木代表から国連軍縮担当と議長に手渡されたのです。「正しい目的に向かって正しいやり方で活動している。核軍縮は政府だけでやることではありません。市民一人一人の行動があってこそ実現できます」と、議長は、私たちの行動を高く評価してくれました。
 私は、地元JR五日市駅や平和公園の原爆ドームの下で署名を集めました。みんなの力がこのような形になり「核抑止力」論にしがみつく勢力を追い詰め、核兵器廃絶の転換点になるよう願ってやみません。
 私が挑戦するもう一つの課題は、「黒い雨」や「内部被曝」の問題を多くの人に知らせることです。
 きのこ雲の写真とネバダの核実験場から出る核で汚染されたアメリカ大陸地図、内部被曝で苦しむ川本妙子さんの人生をつづった英文のプリントを用意しました。
 ユニオンスクエアで署名行動、地下鉄から上がってくる人たちに声を掛けました。耳にイヤホンやヘットホンを付け足早に通り過ぎようとする人に、「ハロー」と呼び掛けても足を止めてくれません。
 60歳過ぎの夫婦に、放射性降下物(死の灰)の地図を見せ、「Do you know Fallout ? Red is a high level, Blue is safe (死の灰を知っていますか? 赤いところはハイレベルで、青いところは安全です)」と声をかけると、まじまじと見て「知っています。汚染しているのは残念です」と。キノコ雲の写真を見せると、夫人がやさしく微笑みながら「よく知っています」。
 スピーチの原稿を取り出して読もうと思いましたが、プリントを渡すのが精いっぱいでした。2人は、きのこ雲の写真をカメラに収め握手をして去って行きました。

(2015年5月24日号「守る新聞」)

 
   
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