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大阪春の陣 大同団結し勝利 市解体、都構想にノー

 市民生活を破壊する橋下徹大阪市長の「大阪都」構想に「ノー」の審判を下した大阪市の住民投票。日頃の立場、主議・主張を超えて幅広い市民や団体が結集、歴史と伝統のある街、大阪市を守りました。生活と健康を守る会も闘いの先頭に立ち、市内の各組織だけでなく大阪府下、そして全国から会員が集まって連日奮闘。大きな力を発揮しました。選挙結果を受けて橋下市長は、今年12月の市長任期満了をもっての政界引退を表明しています。(番匠 寛記者)

維新政治に疑問 共同の輪幅広く

 「大阪都」構想の実態は大阪市をつぶし、権限・財政を大阪府に集中して市民サービスを削減しようというものです。
 しかし、橋下市長は「二重行政を解消する」とウソとゴマカシの都構想への住民投票を実施しました。結果は反対70万5585票、賛成69万4844票。市長の野望に「ノー」を突き付けました。
 闘いの中で何としても大阪市を守りぬこうという共同の輪と、反維新政治・都構想への疑問が日増しに広がりました。
 明るい民主大阪府政をつくる会と大阪市をよくする会、両会の構成団体が固く手を結び、都構想と維新政治の本質・危険性を訴え、それが次第に市民に浸透していきました。
 政党レベルでは自民、民主、公明、共産が都構想に反対し協力体制を構築、党派を超えた運動が繰り広げられました。
 宣伝カーに同乗したり、自民党議員が共産党の演説会に参加するなどといった、これまでにはなかった光景があちこちで見られました。
 また、大阪市地域振興会、大阪市商店会総連盟など市内の多くの団体も相次いで立ち上がり、「大阪都」構想反対の足並みをそろえました。

大生連リーフ作成 運動のリード役に

 奮闘ぶりが目立った生活と健康を守る会。「住民投票は大生連の存亡をかけた闘い。暮らし、平和、民主主義を守る」(大口耕吉郎全大阪生活と健康を守る会連合会会長)と連日、果敢な取り組みを推進し、全体のリード役を果たしました。4万部作成したリーフレットが組織内外で反響を呼び、運動を押し上げました。
 各組織は積極的な活動を推し進めました。それは訴えが広く浸透しただけでなく、組織強化にもつながりました。
 「ダブルスコアで勝利しよう」と取り組んだ平野や港。公営住宅向けを中心に連日ハンドマイク宣伝を、週1回はスーパー前宣伝を行いました。スーパー前でビラを配布、上々の反応でした。
 生野や城東では会員宅での集会が盛り上がり、「今後は定期的に集まろう」ということになりました。運動を通して結束力がより強まりました。
 5月11日午前には大生連が決起集回を開き、最後の最後まで全力を尽くすことを誓い合いました。近畿圏や・四国、東京などからの支援を含めて184人が参加しました。午後は地域に分かれての呼び掛けで、200人が行動しました。
 西淀川、東淀川では府下の生健会や兵庫からの応援を得て、ビラを配布しました。「都構想には反対」との反応が目立ちました。
 地域別行動は翌12日も続きました。101人が参加し、ビラ1万2000枚を配布しました。
 他都府県からの支援は延べ50人に上りました。

投票率66%超える 住民投票 市民は高い関心

 1889年に市制を施行した大阪市の存続に関わり、諮問型ではなく、法的拘束力を持つことから結果がそのまま制度変更に反映される今回の住民投票。それだけに有権者(約210万人)の関心は当初から高く、投票率は66・83%を記録しました。
 この数字は橋下市長が当選した2011年11月の市長選(60・92%)、昨年3月の出直し市長選(23・59%)、今年4月の市議選(48・64%)を大きく上回っています。
 期日前投票(4月28〜5月16日)の投票者も35万9203人に上り、過去最多となりました。

(2015年5月31日号「守る新聞」)

 
   
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