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安倍首相退陣を! 「戦争法案」は廃案へ 「7・26国会包囲行動」に2万5000人

 国民の多数が違憲と訴える「戦争法案」を、7月16日の衆議院本会議で強行採決した安倍政権―。7月27日からの参議院本会議での審議入りを前にした26日、「とめよう! 戦争法、集まろう! 国会へ! 7・26国会包囲行動」(総がかり実行委員会主催)が、2万5000人(主催者発表)の参加で、国会を取り巻きました。足立生活と健康を守る会からも「黙ってはいられない」と、猛暑、炎天下の中、5人が参加。全生連オリジナルのプラスター(看板)を持って、「戦争法案、絶対反対」「安倍首相は、今すぐ退陣」とコール。国会周辺は、大きな声に包まれました。(西野 武記者)

 国会の正門前に設けられた、舞台には、民主党、日本共産党、社民党などの国会議員が「戦争反対」のあいさつをし、それぞれエールを交換しました。
 その他、精神科医の香山リカさん、法政大学の山口二郎教授、評論家の佐高信さんらが、安倍首相の暴走を非難しました。
 衆議院・参議院の国会議員会館前から、国会図書館前、憲政会館前、国会正門前まで、人、ひと、ヒトがあふれかえり国会を包囲しました。

足立生活と健康を守る会の参加メンバー

高ア 学さん(45)

 「いてもたってもいられず集会に参加しました。『戦争法案』の中身を知れば知るほど日本には全く関係なく必要のない法案です。日本は知性を持った国なので、武力ではなく交渉力で平和を続け守るべきです」

鈴木晴子さん(79)

 「安倍首相は、国民の意見を聴かず、かってにアメリカで『戦争法案成立』を発表してきました。これは絶対に許せません。小学校3年生で終戦を迎え、経験した戦争は悲惨そのものでした。戦争は絶対にダメ。今朝は6時に起き、団地の草取りの仕事を早く済ませ、黙ってられず駆け付けました」

高橋陽子さん(76)

 「安倍打倒の一言です。戦争を経験しているからこそ絶対許せません。首相は、岸信介(安倍首相の祖父)の亡霊に取りつかれています。廃案にするまで頑張ります」

阿久津豊さん(44)

 「安倍首相は、国民に説明をしていくと言っているが、衆議院を強行採決させるなど、説明する段階ではない。国民の声をなぜ聴かないのか。アメリカの出先機関として働く首相は、早く退陣を」

鈴木カヅエさん(83)

 「岩手県の沢内村で終戦を迎えました。当時13歳でした。16歳で上京した時、東京は、戦争の爪痕が深く残っていました。争い事は、相手を殺せばいいと言うことでは、済まされません。安倍首相は戦争の本当の姿を知りません。廃案しかありません」

(2015年8月9日号「守る新聞」)

 
   
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