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生存権裁判青森、熊本の最高裁「門前払い」不当決定 3.4抗議集会 「このままでは終わらせない」

 生存権裁判を支援する全国連絡会は3月4日、生活保護の老齢加算復活を求めて闘っていた青森と熊本に最高裁判所が、上告棄却・不受理の決定をしたことに対し、衆議院第1議員会館で抗議集会を開きました。参加した40人は、「このままで終わらせない」と怒りをあらわにしました。決定は、熊本が2月16日、青森が翌日の17日でした。(西野 武記者)

司法の責任をしっかり果たせ

 「生活保護の老齢加算廃止処分を取り消せ」と、2005年から9都府県、100人以上が立ち上がった生存権裁判は、これまでに8都府県の裁判が終結しました。現在は、兵庫が最高裁に上告しています。
 開会あいさつに立った住江憲勇同副会長(保団連会長)は「最高裁が門前払いをしたことに、あらためて万感の怒りを込めて訴えたいです。最高裁の責任の放棄に納得がいかず、強く大きく抗議します。同時に最高裁へ思いを届けきれなかったことをおわびします。残っている兵庫で、何としても憲法判断をさせる必要があります」と話しました。
 続いて、青森から参加した原告団長の茂木ナツエさんが発言(別掲載)。熊本から支援者代表の右田捷明熊本県生連会長が訴えました。
 全国生活と健康を守る会連合会の安形義弘会長は、全国連が提起した抗議・要請はがきに取り組むことを表明し「生存権裁判は、国民の命と人権を守る闘いです。勝利に全力を挙げる」と語りました。


言葉失い、ご飯喉通らず

青森原告団長 茂木 ナツエ(84)

 この10年間、皆さんに大変お世話になりながらここまで来ました。判決の日を待っていましたが、残念ながらこういう結果になりました。
 この話を聞いた時には、言葉も出ず、ご飯も喉(のど)を通らなかったです。私たちがどういう生活をしているのか分かってもらいたかったです。国会議員の人たちは、物価が安くなっていると言っていますが、とんでもありません。つらい思いをして暮らしています。貧乏している人の苦労を本当に分かってもらいたいです。これからも支援よろしくお願いします。


今後も実態訴え続ける

熊本原告メッセージ 西村 カシ(89)

 生存権裁判を支援するために、全国各地からご参加いただいた皆さまに心からお礼申し上げます。
 体調も悪く、今日の集会には熊本から参加することができませんので、メッセージで失礼します。
 長かった裁判が“最悪の門前払い”という結果になり、非常に残念です。老齢加算が廃止されて苦しくなった生活状況がもう少し何とかならないかとの思いで裁判を始めました。
 これまでも、高齢で体調が良好でないため、原告としての活動も十分にできておらず、皆さまのご支援に支えられて今日まできました。
 裁判は終結しましたが、生活保護の“貧困な実態”を今後も社会に訴えていきたいと決意しています。

(2016年3月20日号「守る新聞」)

 
   
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