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憲法改悪は許さない=参議院選はチャンス! 9条の力を語ろう 全大阪生活と健康を守る会連合会 女性交流会

 全大阪生活と健康を守る会連合会は5月22日、大阪市内の此花会館・梅香殿で大生連女性交流会を開きました。私の願い・要求を書いた短冊を飾った会場に男性を含む178人が集まり、元自衛官の泥憲和(どろ・のりかず)さんの「9条の輝き・平和の築き方 戦争はなぜつくられるのか」と題した記念講演と活動交流が行われました。泥さんのお話と参加者の感想をご紹介します。(小古間ゆりか記者)

 「参議院選挙で与党が3分の2をとれば、憲法『改正』発議を出す。野党共闘が保守の人たちと話して切り崩すことなしに憲法改悪を阻止する道はない」と話し始めた泥さん。
 自衛隊の「個人携帯救急キッド」は消毒薬もキズ薬もなく、「駆けつけ警護で戦闘になったら、他国の兵士なら助かるのに死ぬ」という隊員たちの危惧(きぐ)を紹介。隊員のある母親は、「息子に恨(うら)まれるより死なれる方がつらい」と、息子と縁を切って戦争法反対の活動をしています。
 米軍の戦闘地域はすべて石油産出地。「アメリカの国益のための戦争に、部下に命をかけて行けとは言えない」と、自衛隊の幹部がリスク覚悟で内部文書を暴露しているそうです。

戦い終わらせた日本への信頼

 次に、泥さんは世界で9条が役立っている実例を語りました。
 1つは大型武器の密輸を禁じる「国連武器管理協定」、9条を持つ日本がホスト国になり根回ししたら1年で、国連総会満場一致で採択されました。
 2つ目は内戦続きのアフガニスタン、難民キャンプにいる人々に、医師の中村哲さんが砂漠に用水路を引き自分たちの畑をつくるという生きる希望と仕事を与えました。広い地域に用水路をつくるために、村々も戦闘をやめて話し合いを始めました。中村さんは、「安全に事業ができるのは、日本が憲法9条を持つ国で攻めてこないと信頼しているから」と言います。
 3つ目はフィリピンのミンダナオ島、イスラム教徒の少数民族・モロ族の独立戦争が40年続いていました。フィリピン政府の要請にアジア各国は軍隊を送り、日本は「9条があるので自衛隊は送れない」と国際協力機構(ジャイカ)の職員を送りました。彼らはモロ族の要求を聞き、日本式農業を教え学校を再建します。日本の仲介で2014年、包括和平協定が調印されました。

気をつけよう国の情報操作

 最後に、泥さんは北朝鮮のミサイル問題や中国の尖閣諸島問題などニュースの裏の事実を話し、「安倍政権はメディアを通じ情報操作している」と注意を喚起します。
 参議院選挙は、「最低で3分の1以上のラインを確保し、改憲を阻止しよう。これができれば戦争法発動を止められる」。“私たちの頑張り次第”と強調しました。


明日への力に

西淀川生健会 北野倫子(63)

 国際的な国の動き、日本が平和的に果たした役割、9条の大切さについて、くわしく話してくださり明日への力となりました。自民党に負けるか! 公明党に負けるか! 維新に負けるか! という気持ちになりました。

話し合いたい

大正生健会 白澤ヒロエ(69)

 9条があるからできたという具体的なお話や、政府による情報操作のことも知り、今後の活動に生かせます。
 9条が海外で、どう具体的に戦争を止めていく力となっているかをしっかりかみしめたい。戦争法賛成の人とも話し合いができたらと思います。

(2016年6月12日号「守る新聞」)

 
   
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