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都生連が推薦を決定 野党統一都知事候補 鳥越俊太郎さん “あなたに都政を取り戻す”

 東京都の舛添要一前知事は、豪華海外出張や公用車での別荘通い、政治資金の私的流用などの疑惑の解明も、謝罪もしないまま6月21日に辞任しました。4年間で3人の知事が任期を全うせず、2人は「政治とカネ」問題で辞職。東京都生活と健康を守る会連合会(都生連)は、社会保障を切り捨ててきた都政のあり方を変える大きなチャンスと、都知事選に取り組んでいます。

 7月31日投票の都知事選に、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(76)が立候補しました。「参議院選挙の結果で、日本は憲法『改正』という違った方向に舵(かじ)を切り始めている。それを元に戻すように、首都・東京で発信したい」と、立候補を決意した鳥越さん。新宿駅頭での第一声で、「東京都政を一部の人のものではなく、都民みんなに都政を取り戻すよう、新しい都政を行っていく」「住んでよし、働いてよし、環境によし、3つの“よし”を東京で実現したい」と述べました。
 民進、共産、社民、生活の党、生活者ネットが鳥越さんを推し野党統一候補として立ち、都生連は14日の理事会で推薦を決めました。
 1999(平成11)年4月の石原慎太郎知事の就任以来、3代の間に老人医療費の無料化をはじめ都民のための福祉施策は切り捨てられてきました。
 鳥越さんは、自分の立候補表明を受けて出馬を見送った元日弁連会長・宇都宮健児さんのキャッチフレーズ「困ったを希望に変える東京都」に込められた思いを引き継ぎ、格差の改善や貧困対策など都政の課題に取り組むことを表明し、「あなたに都政を取り戻す」ために、「新しい東京をみんなでつくっていこう」と呼びかけています。

野党共闘に期待

東京都調布市 伊藤寿恵子(72)

 鳥越知事候補は第一声で、「都民が汗水流して働いて納めた税金、この原点を忘れず都民の付託に応える」と言ってくれました。
 コンパクトでシンプルな東京五輪の成功、世界に貢献する「平和都市」東京の実現…、社会福祉施策の他にも都政を取り戻す政策を聞き、野党共闘に期待しています。


3つの“よし”で戦う

都生連会長 坂口忠男

 参議院選挙での野党共闘が、都知事選挙につながりました。野党統一候補・鳥越さんのスローガンは、「みんなに都政を取り戻す」です。
 「取り戻す」ということは、老人医療費の無料化、ねたきり手当、都営住宅建設、所得制限のない敬老パスなどの革新都政時代の成果を、「都民の手に取り戻す」という、私たちの運動の要求スローガンにたどり着きます。
 鳥越さんの「住んでよし、働いてよし、環境によし」を、私たち自身の言葉にして、選挙戦を戦っています。全国のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。


東京都知事選挙支援先
東京都生活と健康を守る会連合会
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3−51−2
tel(03)-5960-0266 fax(03)-5960-0268

(2016年7月24日号「守る新聞」)

 
   
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