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「ヒバクシャ国際署名」毎月行動 日本政府は核兵器禁止条約に署名を 広島・中区

 「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(以下、ヒバクシャ署名)が現在、296万3889筆になっています。核兵器禁止条約が採択され、9月20日からは署名が始まりました。広島・中区生活と健康を守る会の取り組みを紹介します。

 残暑きびしい9月9日、広島・中区生健会は「ヒバクシャ国際署名」活動を広島平和記念公園に通じる元安橋で取り組みました。

英語版の署名用紙

お礼にパタパタ鶴

 鍛治川俊治会長をはじめ6人の会員で、核兵器廃絶と中区生健会ののぼりを立て、署名板には右側に英語、左側に日本語の署名用紙を置きます。胸には英語で署名の趣旨を書いたゼッケンを付け、日本人にも外国人にも署名を呼びかけました。署名した人には折り紙のパタパタ鶴(尾を引っぱると動く)を渡しています。外国の人から大変喜ばれ、年配の人からは「孫のみやげに」と言われています。
 9月3日に北朝鮮が核実験をした後だったため、署名した多くの人は怒り、「北朝鮮に制裁措置をすべきだ」と「アメリカと北朝鮮の直接対話が必要」との意見が飛び交いました。私たちは、「北朝鮮は自制を求める国際社会の声を無視し、核実験や弾道ミサイル発射を強行しました。平和と北東アジアの安定を脅かし、国連安保理決議などに違反する暴挙です。世界の核兵器廃絶の願いに逆らうものですが、それでも対話による解決を求めます」と説明し、「署名を」と訴えました。
 約1時間の行動で70筆の署名が集まり、そのうち20筆が外国の人でした。この1年間の署名総数は1058筆です。この署名行動を見ていたオーストラリアの新聞記者が通訳を連れて三村正弘事務局長にインタビュー。胎内被爆者であること、ヒバクシャ国際署名の意義、北朝鮮の核実験などについて説明し意見を述べました。

11年で1万筆国連へ

「平和の波」でパレード

 中区生健会は、平和公園や原爆ドームがある広島中心部をエリアとして2003年に広島市生健会から枝分かれしました。以来今日まで、国民平和大行進や原水爆禁止世界大会の参加、原爆慰霊碑前の座り込み、さよなら原発ウォークなどを重要な課題として活動してきました。06年からは日常活動として月1回、核兵器廃絶署名に取り組んでいます。毎年、800から1000筆の署名を集め、この11年間には1万筆以上の署名を国連に届けました。
 9月20日から各国で核兵器禁止条約の批准手続きが始まっています。それに合わせて「平和の波」行動が20日正午から日本を起点に世界をまわりました。
 私たちは東京での起点行動に連帯して、夕方には広島市中心街で署名行動とパレード。唯一の被爆国である日本政府がアメリカの傘から脱却して、核兵器禁止条約を批准するよう粘り強く要望していきます。(三村正弘さん)


生きているうちに

被爆者 黒澤照子(74)

 北朝鮮の核実験強行は、広島の被爆者として絶対に許せません。米朝の直接対話の実現に向けて、日本政府は本気で働きかけてほしい。
 国連で「核兵器禁止条約」が採択されました。これで核兵器が違法化され、使用した国は、「悪の烙印」が押されることになります。被爆者が生きている間に、核兵器をなくしたいと、全世界で2020年までに数億の署名をめざしています。日本が核兵器禁止条約を批准するように集中的に取り組みたいと思っています。

(2017年10月1日号「守る新聞」)

 
   
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