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「いのちに寄りそい 憲法いかす」府政

福山和人さんを京都府知事に

 京都府知事選挙が3月22日告示、4月8日投票で行われます。全京都生活と健康を守る会連合会は、立候補を表明した弁護士の福山和人(かずひと)さん(京都弁護士会前副会長)を支持していきます。

 2月21日、「いのちに寄りそい 憲法いかす」府政の実現目指して府民大集会が開かれ、各地から4500人が集まりました。

●4つの重点政策

 福山さんは、働く人たちや中小企業、消費者など庶民の法律相談や、裁判などの弁護士活動をとおして「社会の仕組みがもっと良かったら」と痛感して立候補に至ったと決意を語り、4つの重点政策を述べました。
 その1「夢をつなぐ〜ストップ貧困京都宣言」。子どもの医療費助成の拡充、中学校給食の実施と計画的無償化、高校までの学費無償、老人医療費助成制度を拡充。その2「なりわいをつなぐ〜企業と働く人をセットで応援し地域住環境経済を」。その3「未来をつなぐ〜原発再稼働反対・廃炉促進、平和と多様性」。その4「ひとをつなぐ〜自治体の自律性と住民自治を基礎とした府政運営」。
 京都市から60キロ圏内にある高浜・大飯(おおい)原発の再稼働を許さず、政府には廃炉を求めると表明しました。

●“つなぐ京都”

 集会では、市民環境研究所の石田紀郎さんが連帯あいさつ、安保関連法に反対するママの会の西郷南海子さんからビデオメッセージが寄せられました。民主府政の会代表の梶川憲さんは「今までにない幅広い選挙母体“つなぐ京都”で一人ひとりがつながり、福山さんを知事にしよう」と呼びかけました。
 京生連は、福山さんを応援する団体・個人でつくられた「つなぐ京都」に結集し、支持を広げていきます。

●上京で宣伝

 各地で宣伝行動が繰り広げられています。25日には京都市上京区天神での宣伝に150人が参加、福山さんが抱負を語り、応援弁士として上京の猪田修身会長が訴えました。「2006年の伏見の介護心中事件を取り上げてくれて心温かい人です。貧困をなくす政策に共感しました」
(猪田修身通信員、大本義雄通信員、写真は東 明夫さん、鬼頭哉夫さん)


府民のいのちが大切にされる府政を

京生連 知事選要求の柱

 1、国民健康保険要求 〇高い保険料の引き下げの軽減をはかること。〇国保一部負担金の減免制度の周知徹底と改善、拡充をはかること。〇短期証・資格書の発行中止、保険料滞納者に対しての差し押さえをやめること。
 2、高齢者の医療、介護要求 〇老人医療費助成制度を1割に戻し拡充すること。〇介護保険料の減免制度の拡充と利用料減免の実施。
 3、こどもの要求 〇中学卒業後まで子ども医療費を無料に。
 4、生活保護要求 〇すべての自治体に申請書の窓口設置を行い、申請権を厳守すること。〇生活保護制度の周知徹底。〇基準引き下げ反対を明確にして国に要望すること。
 5、公営住宅要求 〇公営住宅の建設を。〇入居要件の緩和をはかること。


人柄に胸 熱く

南区 三井多美子

 司法試験の浪人時代に、認知症の祖母を介護していたという福山さん。
 母親の介護のために仕事をやめた男性が生活保護の申請も認められず、生活にも介護にも行き詰って、母親を殺し自分も自殺を図った事例を、福山さんは涙を流しながら紹介し、こんな悲しいことが起こらない京都をみんなでつくっていこうと呼びかけました。
 福山さんの人柄に胸を熱くしました。

(2018年3月18日号「守る新聞」)

 
   
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