安倍内閣は総辞職を
民主主義・平和を守れ
自衛隊戦場に送るな
広島県呉市 森 芳郎(75)
森友・加計学園問題で公文書改ざん、隠ぺい疑惑などが次々発覚し、安倍首相の関与は明らかになってきています。
こうした中で、陸上自衛隊が南スーダン「日報」の隠ぺいも発覚しました。憲法違反の海外派兵への追及を逃れるためで、「安保法制(戦争法)」を強行する上で安倍内閣ぐるみの隠ぺいが疑われます。
呉市には海上自衛隊呉基地があり、「戦争法」の施行によって、自衛隊の動きが活発化しています。そのことで隊員の懸念もみえます。「国の判断に一隊員がどうこう言えない。命令なら行くだけ」など。
自衛隊員の夫をもつ主婦は「北朝鮮警戒の任務時は連絡が取れず不安な日々を過ごしたが、今後は夫が海外に出るたび命の心配をしなければ」と深刻です。
呉基地では艦船の大型化など増強が続いています。戦争法を廃止し、9条改憲を押し返すため、安倍内閣の総辞職まで呉の地でも全力をあげる決意です。
憲法25条知らぬのか
福岡市東区 眞ま子こ武彦(76)
安倍政権は、5年前に生活保護の扶助費を引き下げて、今年10月から3年かけてさらに引き下げると言います。保護基準を下げることは、年金や最低賃金、子どもの医療費など諸制度にも影響を与えますし、何より住民税が非課税とされていた人が課税対象になるかもしれない危惧を抱きます。
いま全国各地で「生活保護引き下げ違憲訴訟」が起こっています。生活が厳しいため、食費や水道光熱費を削り冠婚葬祭にも行けず、近所づきあいも疎遠になる様子を涙ながらに語る姿に「本当にこれが最低限度の生活なのか!」と疑ってしまいます。憲法25条を何だと思っているのでしょう!
こういった声に耳を貸そうとしない安倍政権は、即刻退陣してもらわないといけません。
森友問題真相究明を
大阪府豊中市 甲斐修児(67)
豊中市は森友問題の発祥の地ですが、学園の校舎は工事途中で放置され風雨にさらされています。建物を見る人は口々に「もったいない」と。国有地のムダ遣い、なぜこうなったのか真相はいまだに解明されていません。
今年になり公文書の改ざんが発覚。佐川宣寿氏の証人喚問で「証言拒否」をされたものの、安倍首相と昭恵夫人の疑惑はますます深まり、この1年間国会と国民を欺き嘘とごまかしで疑惑隠しをやってきたことも明らかとなり国民の怒りを広げています。
こんなことが許されるなら議会制民主主義も国民主権の政治も成り立ちません。戦後の政治史上、最悪で異常な事態だと思います。
自分の友人や知人のため国政を私物化し強権政治を押しすすめて、自ら招いた疑惑の責任を部下に押し付け「自分や妻は全く関係していない」と言い切る安倍首相の姿に怒りでいっぱいです。
この政治が、私たちのくらしを破壊していると思うと絶対に許せません。真相究明と総辞職を強く求めます。
(2018年4月29日号「守る新聞」) |