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全生連事務局長現地へ

西日本豪雨被災者支援に全力

 全国生活と健康を守る会連合会は西日本豪雨被災者への支援活動に取り組んでいます。西野武事務局長は7月13、14の両日、岡山と広島の被災地に入り、被災状況を調査。被災者を励ましました。両県から届いた状況を紹介します。

生保世帯に配慮を行政に要望書提出

広 島

 広島県県生活と健康を守る会連合会は17日、広島市に生活保護利用世帯への豪雨対策要望書を提出しました。また、広島市安佐北区の被災地では、広島県災害対策連絡会とともに泥撤去などの支援作業。作業には16日までの5日間に約150人が参加。14日は全生連の西野武事務局長も加わりました。
 広島市には5項目を要望。回答を得ました。
 (1)土砂災害被害世帯への義援金、見舞金、損害保険給付、家電製品の譲り受けなど収入認定除外に。
 回答=自立更生計画を提出することで、収入認定しない。
 (2)身体的精神的健康保持及び生活相談などの対策の充実。
 回答=訪問回数増などで対応。また、健康推進課と連携する。
 (3)公共交通機関が利用できない世帯の、通院通所のタクシー利用を認めてほしい。
 回答=認める。費用の概算支払いも可能。
 (4)生活保護法63条、78条などの適用世帯の状況を把握し、80条(返還免除)適用を。
 回答=63条は毎月の支払額の減額や履行延期ができる。78条は80条を適用できない。
 (5)被災地及び土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域、急傾斜地崩壊危険個所、土石流危険渓流に住居を構える世帯が移転希望の場合、転居費用支給を。
 回答=居住できない状態で、大家が転居費用を負担ができなければ、支給もあり得る。危険だから転居というのでは対応は難しい。
 支援作業では、災対連作成の「災害対策ミニ手帳」も配布。救助基準の「障害物の除去13万4200円以内」「応急修理52万円以内」「床上浸水1メートル未満は支援金なし」などを知っていた人は少なく、訪問先では「区役所は何も教えてくれない。いろいろな制度があることを初めて知った」と喜ばれました。
 会員の被害は、詳細は調査中ですが、これまでに床上浸水2件、床下浸水1件、断水被害多数が判明しています。床上浸水の会員は「水の上がるのが早く、30分ほどで床上になった。車を移動することもできず、家具やテレビはすべて廃棄」と話していました。

(内野雄二通信員)

会員宅大きな被害全国の支援に感謝

岡 山

 全生連の西野武事務局長が13日、岡山県生活と健康を守る会連合会の事務所に支援に来てくれました。
 ちょうど岡山市生活と健康を守る会の理事会の日で、役員全員と交流した後、見舞金を携えて、床上浸水1メートルの被害を受けた岡山市の上田グラナダカタタさん宅を訪問しました。もうすっかり掃除が終わっていた上田さん。「仕事はできないし、体も全体が痛い」といいながら頑張っていました。
 その後、総社生活と健康を守る会の被災者2人に見舞いを渡し、倉敷市真備町へ。ここは大きな被害を受けた所です。その模様はテレビでは見ていましたが、現実のあまりのひどさに言葉が出ませんでした。
 前田まゆみさんと宮崎昭さんは床上浸水。前田さんは、警報が出た6日の夕方から避難所(学校)に。ご主人が車いす生活なので早めに避難しました。宮崎さんは避難後に、自宅の様子を見に行こうと思いましたが、外を見ると濁流です。避難所の学校の3階まで上がったそうです。2人とも家族全員が無事だったことが一番良かったと話していました。
 前田さんはいくつか避難所を転々としましたが、子どもたちの尽力で、車いす生活でもゆっくりできる所に避難していました。
 めがねをかけていなかったので、結膜炎になりましたが、みんなの元気な顔をみることができて一安心。床下浸水であっても泥をかきださなくてはいけないなど、被災者は大変な状況に置かれています。全国のみなさん、これからもご支援よろしくお願いします。

(関藤香代子通信員)

(2018年7月29日号「守る新聞」)

 
   
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