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全生連 夏の中央行動

当事者の声を反映した施策実施を要求

 切実な要求と安倍内閣打倒にかける堅い決意を掲げ、100人を超える生活と健康を守る会の仲間たちが衆議院第一議員会館に結集―。全国生活と健康を守る会連合会は7月27日、2019年度概算要求中央行動を繰り広げました。政府に対し、決して譲ることができない数々の要求をぶつけ、早急な改善を求め求めるとともに、9月の第42回全国大会に向けて、闘いをさらに強めていくことを確認し合いました。(番匠 寛記者)

安倍政権に痛打を
闘い強化あるのみ

 幕開けは打ち合わせ集会。開会宣言に続き、安形義弘会長があいさつ。中央行動の目的や意義などについて話しました。
 「国民無視、やりたい放題の安倍政権に痛打を与える中央行動にしよう」と切り出した安形会長。(1)来年度国家予算編成で私たちの要求を実現させる(2)弱者が置かれた深刻な実態を行政にぶつける(3)いまだに生活保護行政などで見られる人権侵害に歯止めをかける(4)西日本豪雨被災者・地と熱中症への緊急対策実施を求める―と今回の目的について述べました。
 続いて「全国各地で切実な事情を抱えた人たちが、解決の糸口を求めて生活と健康を守る会を訪れ、入会に至っている」と最近の状況に触れました。そして「今日の取り組みで得たものを地元に持ち帰り、第42回全国大会に向けた会員・読者拡大と、内閣打倒運動の糧にしてほしい」と呼びかけました。
 力強い訴えに対し、参加者は大きな拍手で応えました。
 集会には、内閣打倒に向けて共同歩調を強める野党の国会議員2氏も、多忙な時間をやりくりして参加。それぞれから連帯と激励のエールがありました。

切実な声伝える
4班で省庁交渉

 生活保護(基準と運用)。国保と年金・介護・高齢者医療、就学援助・奨学金と児童手当・児童扶養手当、公営住宅と原発災害の4班に分かれた省庁交渉。参加者は直面する切実な状況を詳細に説明し、改善を求めました。
 制度改悪が続く社会保障。生活保護では保護基準引き下げの連続に怒りの声が相次ぎました。利用者の猛暑対策は待ったなし。エアコン購入費支給に関する厚労省通知について「支給対象者を広げるべき」など要望が続出しました。
 要望に対し厚労省担当者は「ご意見として受け止め、持ち帰って共有したい」と述べました。
 高齢者の切実な課題は年金、介護保険、国民健康保険、医療費。年金収入は減らされるばかりというのに、出費は横這いならまだしも制度改悪で上がっていく一方です。
 保険制度改定にあたって、利用当事者の声は反映されません。実情を聞く場を設けてほしいという大きな声が上がりました。
 一体いつになったら収束するのかまったく先が見通せない原発事故。被害者の怒りと不安は消えません。当事者の声が会場を揺るがせました。
 福島県飯舘村で暮らし、今は県内での避難生活を余儀なくされている佐藤八郎さん。「私らは何をしたわけでもないのに大きな犠牲を強いられた。住民の帰還が進まない村を元の状態に戻してほしい」と切々と語りました。省庁担当者は押し黙って聞き入るばかりでした。
 原発の交渉には岩渕友参議院議員(日本共産党)が同席しました。


議員2氏からエール 市民と野党で頑張ろう

 国会議員のあいさつは、立憲民主党の初鹿明博衆議院議員と日本共産党の山添拓参議院議員の両氏から。「市民と野党の力で社会保障を守り、安倍内閣にピリオドを」との訴えが、参加者を元気づけました。
 「ジェネリック医薬品の義務化は明らかな差別」と生活保護法改悪に怒りを隠せない初鹿さん。「みなさんの要望を受け、野党はしっかり取り組む」と述べました。山添さんは「安倍政治にうんざりは多くの人たちの共通の思い。異常な政治は、私たちの力で終わらせることができる」と強調しました。

(2018年8月12日号「守る新聞」)

 
   
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