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全生連第42回大会

安倍政権退陣の決起集会

命と暮らし憲法守る

力合わせ前進あるのみ

 国民生活を苦しめ続ける安倍政権は1分1秒でも早くお引き取りをいただきたい。そのためには全生連運動のさらなる発展を―。そんな熱気と堅い決意にあふれた三日間でした。全国生活と健康を守る会連合会は9月9日から11日まで、愛知県蒲郡市で第42回全国大会を開催。これまでの取り組みを総括し、今後の活動方針を採択しました。参加者は各地の経験を学び、情報を共有。確信を深め合いました。

 全国から代議員、評議員など320人が参加。熱心な討議が繰り広げられ、元気な発言が相次ぎました。
 9月9日午後2時30分。三浦誠一副会長の開会の辞でスタート。議長団就任、各種委員会設置と委員選出などを経て安形義弘会長があいさつ。「何としても前進しようと健闘したみなさんに心から敬意を表する」と大会に向けた特別運動期間の労をねぎらいました。
 初日は来賓あいさつ、各界からのメッセージ・祝電紹介、41期総括と42期方針案提起、会計監査報告などがありました。
 討議が終わると夕食交流会です。おいしくて楽しくにぎやかな時間が過ぎていきました。

討論で情報交換

 10日は来賓あいさつをはさみ終日討論となりました。
 前日夕方の締め切り時間までに届いた発言通告用紙は43通でしたが、日程・時間の制約があるため全員の要望に応えるのは不可能で、発言したのは34人でした。そのほか文書発言が2人でした。
 発言内容は仲間ふやし、新班結成、行政などとの交渉、共同墓地、国民健康保険税・料減免、生活保護裁判などさまざま。それぞれ内容に違いはあってもいずれもみんなの切実な課題です。成果を勝ち取ったものについては大きな拍手が上がり、発言内容にうなずくなど、参加者は共通のテーマとして受け止めていました。
 怒りあり、笑いありの発言です。参加者は「いい話だ」と聞き入っていました。ここで得た各地の貴重な経験を地域に持ち帰り、今後の取り組みに活かします。
 最終日はスケジュールが目白押し。組織表彰では成果を収めた組織におめでとうの拍手と声援が上がり、今回選ばれなかったところは「次は必ず」と今後のさらなる奮起を誓います。
 表彰式後は安形会長の討論のまとめ、方針、予算、特別決議、沖縄支援の採択、役員選挙など手際よくスケジュールが進行。新役員紹介、会長あいさつと続きました。

今まさに正念場

 再任された安形会長は「はっきりしているのはこの2年間が正念場ということ。会員が主人公で、その願いに応える運動を進め、自治体と国政に影響を与えることができる組織を築こう」と呼びかけました。
 閉会あいさつのマイクを握ったのは大口耕吉郎副会長。「私は自分と孫子のために、安倍政治と維新政治を終わらせようと今後も頑張る。私たちの力をもっと大きく強いものにしよう」と力強く訴えました。
 国民生活を苦しめている元凶は安倍政権にほかなりません。参加者と役員の発言にもそれが色濃く反映されていました。安倍政権を退陣に追い込む決起集会とも言うべき第42回大会でした。

(2018年9月30日号「守る新聞」)

 
   
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