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「払える介護保険に」審査請求提起

滋賀県生活と健康を守る会連合会

 世界屈指の高齢化社会となっている日本。高齢者が安心して暮らすには、介護保険が不可欠です。しかし、この頼みの綱は、現状は実情を無視した矛盾だらけ。とりわけ指摘する声が多いのは高過ぎる保険料です。少ない年金収入の中から払うのはかなりの無理があります。何とかしなくてはならないと審査請求運動が各地で繰り広げられています。滋賀県生活と健康を守る会連合会の取り組みを、池田千枝子通信員が紹介します。

12市町で126人

 介護保険料は年金から天引きされ、どうしようもないものと考えている人は少なくありません。「納得いかない」と自治体に電話で苦情を申し立てても記録に残るのは電話件数だけ。こんなことでは私たちの苦しさは増すばかりです。行政不服審査請求書をしっかり提出し、意思を県や市に伝えようと、滋賀県生活と健康を守る会連合会副会長で大津生活と健康を守る会会長の八木修さんが中心となって取り組みました。
 提出したのは12市町で126人分。昨年はいずれもゼロだった野洲市と甲賀市でも合わせて3人が審査請求しました。
 まだまだこの運動の趣旨を多くの人に伝えるには不十分な部分もありました。足らざる部分を補い、今後も取り組みを継続します。より大きなものへと広げていこうと考えています。

黙っていられない

 介護保険料は3年ごとに見直されます。今年は第7期計画の初年度で、大津市の場合は、6月中旬に決定通知書が送られてきました。それを見ると3・3%の値上げでした。これには黙ってはいられないと、昨年に引き続き行政不服審査請求を取り組もうと役員会で話し合いました。
 8月3日に15人の参加で学習会を行いました。「なぜ審査請求をするのか」「介護保険の利用は約2割、それも制度が改悪され、軽度の場合はサービスがどんどん受けられなくなり、保険料を払うばかり」などの疑問や現行制度の矛盾を問う声が飛び交い、高齢化問題や介護保険をめぐる歴史的経過なども学びました。
 市内各地域(中央、膳所2か所、瀬田、唐崎、旧志賀町)で記入会が計6回行われ、延べ34人が参加しました。この中で、会外から参加した2人が新たに仲間に加わりました。
 記入会開催期間中は、天候不順が続きました。台風に直撃された日もあり、取り組みは容易ではありませんでしたが、なんとかやり遂げることができました。

慎重な審査求める

 9月14日の審査請求提出日には、24人が集まりました。稲森善稔県連会長が次のように趣旨説明を行い、「提出書類は慎重に審査してほしい」と訴えました。
 「嘘とごまかしの安倍政治の下で年金が下げられ、庶民の生活は窮地に追い込まれている。(1)2018年度の介護保険料は、被保険者の所得に対する率が低所得者ほど高く支払いが大変。(2)賦課総額算出に際して、必要保険料額を収納率で割り戻して賦課総額とし、保険者として100%収納責任を果たそうとしていない。(3)世帯員(家族)の課税状況(収入状況)で保険料が左右されるのは納得できない。(4)よって不当に被保険者の法益を犯している」

(2018年10月7日号「守る新聞」)

 
   
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