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消費税10%はきっぱり中止を

 安倍政権の10月1日からの消費税10%増税に不安と怒り、中止を求める声が広がっています。9月12日、国会内で「『ただちに国会開き、増税中止を!』9・12国会内集会」が開かれ、消費税中止署名が新たに43万筆、計108万6001筆が集まり野党議員に託しました。また、大阪府八尾市で美容院を開業して25年になる吉原五月さん(66)に増税への対応や思いを聞いてみました。

開業25年の美容師

消費税下げてほしい

大阪府八尾市 吉原五月さん(66)

 美容院を開店した矢先の1995年1月17日、阪神淡路大震災が起き、店の壁にヒビが入るなど大変でした。長年バイトも雇わず一人で仕事をしてきただけに、10月からの消費税率10%増税には悩まされてきました。

8%のときは据え置き

 店を利用してもらうお客さんをどのように増やしていくか、信頼してもらえるか。奈良まで出張したり、大阪市平野区まで行って、パーマや毛染めをしたり、お風呂がない家では流し台を使ったり、病院や老人ホームに行ってカットしたり、続けてきました。笑ったり、涙したり、病気の人までカットできてよかったと思っていますが、今は年をとり、出張も少なくなりました。
 消費税が8%に上がったときは、代金を上げずに努力してきましたが、今回の10%増税では乗り切れないと思い、早めにお客さんに「上がった分の代金でお願いしたい」と一人ひとり話して了解をしてもらっていますが、これからが大変です。

“努力できない”消費税

 仕入れやタオルなど消耗品は自分で店に行って購入する努力もしていますが、パーマ液などは、業者と相談して仕入れています。お客さんも平日は3人くらい、土曜・日曜は4、5人のときもありますが、売り上げは1000万円には届きません。
 レジは壊れていて使っていません。インボイスも始まると聞いていますが、中身もよく理解できていません。
 私は、この仕事は70歳くらいまでと思っています。緑内障や指の腱鞘炎など持病を抱えていますが、あと4、5年と考えています。
 建築の仕事をしている夫も頑張っていますが、年金が2万円しかありません。年金をほとんどかけていなかったのです。だから私が生活費だけでも稼がないといけないのです。
 高齢になると仕事もできなくなる、だから年金を上げてほしいし、消費税は下げてほしいです。

(吉川 均通信員)


「消費税増税中止」署名
署名108万筆 国会へ提出

 「9・12国会内集会」の主催は「10月消費税10%ストップ!ネットワーク」、600人が詰めかけました。
 開会あいさつの後、増税中止を求める野党議員が発言。「給与が7か月連続低下しているとき、増税は無謀」「複数税率というが5種類になる」「5野党・会派は増税に反対している」「国会の閉会中審査を行い、1日あれば増税を中止できる」
 「消費税10%中止」署名が108万6001筆になったとの報告に歓声が上がりました。
 参加者からは、50歳で生活保護を利用している男性が「生活保護基準が引き下げられ、さらに10月から下げられる。消費税の10%を阻止し、5%、さらに廃止してほしい」と発言。
 最後にジャーナリストの斎藤貴男さんは、マレーシアで消費税を廃止させた経験からもあきらめずに止めようと呼びかけました。

(2019年9月22日号「守る新聞」)

 
   
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