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市民の良識の勝利 維新の野望を砕く

「大阪都構想」の住民投票は反対多数で市は存続

 大阪市の「存続」か、「廃止」かを決める住民投票が11月1日に行われ、大阪維新の会の「大阪都構想」は住民に否決されました。これにより大阪市は存続することになりました。大阪市の社会保障を守るため、「都構想」に反対し、大きな運動に発展させた大阪の生活と健康を守る会から、地元での運動と支援のお礼を紹介します。

会員の奮闘に感謝

城東生活と健康を守る会

佐藤 倫理

 大阪市の廃止・分割を問う「住民投票」の結果は反対多数で否決されました。
 城東生活と健康を守る会は、住民投票実施が決まった直後の9月25日には日本共産党の山中智子大阪市会議員団長を迎えて、事務所にて「学習決起集会」を開催し、翌26日には宣伝統一行動を行い、出足の早い体制をつくりました。
 10月に入って、毎週日曜日には宣伝統一行動に取り組み、告示日の10月12日からは連日昼休み宣伝を行いました。宣伝ではハンドマイクを自転者に乗せ、ICレコーダーで流し、プラスター4枚を常に掲げ、街角やスーパー前でスポット演説を行い、路地裏にまで入り込み広く市民に「反対」を呼びかけました。
 9月下旬から休みなく活動を展開しました。その中で、マイクを取り合うほど弁士希望者が増えたことが活動強化へつながりました。
 投開票当日も一日中宣伝・対話を続けました。テレビの開票速報を見ながら接戦にひやひやしましたが、反対多数のテロップが流れた時は大感激でした。
 11月4日に仕分けした「守る新聞」に、「市民の良識の勝利 維新の野望を砕く」と大見出しの城東生健会ニュースを発行し折り込み、会員の奮闘に感謝を伝えました。


全国からの支援にお礼

全大阪生活と健康を守る会連合会

会長 大口 耕吉郎

 大阪市を破壊し、バラバラにする「大阪市廃止・特別区設置構想(大阪都構想)」の住民投票は、「反対」69万2996票、「賛成」67万5829票で勝利することができました。全国からのご支援に感謝いたします。
 全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)の各単組は昨年の夏から大生連作成の「大阪都構想とは」のパンフレットとリーフレットで学習を進め、投票箱が閉まるまで闘い抜きました。
 浪速(なにわ)生活と健康を守る会は、班でリーフレットを読み合わせ、「大阪市をつぶしてなるものか」とスーパーや区役所前などで連日宣伝・対話を行い、1回目よりも4倍以上の対話・支持拡大をしました。
 堺市の仲間は、「大阪市がつぶされたら、次は堺市や。他人事やない」と毎日、大阪市内の仲間と共にビラ配布やハンドマイク宣伝を行いました。堺だけではなく、府内の全ての生活と健康を守る会が応援に駆けつけ、大阪市内と府下の会員が一体となって活動、この中で「大阪は一つ」という強い連帯が生まれました。
 大生連は、憲法25条の生存権保障の確立の旗を掲げ、住民の要求を解決し、その中で組織を大きく強くし、住民が主人公の自治体を目指して頑張る所存です。ご支援ありがとうございました。

(2020年11月22日号「守る新聞」)

 
   
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