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拡大行動で自主目標を達成

コロナ禍の今こそ「守る会」への協力訴える

東京豊島区

 全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は12月4日、5日に開催する第43回全国大会へ向け、全国の組織で会員・「守る新聞」読者の拡大に奮闘しています。東京・豊島区生活と健康を守る会は9月15日、少人数ながらも独自の「統一行動」を行い、一日のうちに大きな成果を上げました。現地からの報告です。

 東京都生活と健康を守る会連合会(都生連)の第59回大会が10月24日に地元の池袋で開かれます。この大会の中心的テーマは「大きな都生連をつくりいのちと暮らしを守ろう!」です。豊島区生活と健康を守る会は、会員・新聞とも昨年の大会現勢は上回ってきましたが、それほど飛躍的な前進には至っていません。役員会で大会の成功を目指して当初の拡大目標をやり切ろうと話し合われました。
 そして、しばらく行ってこなかった独自の「統一行動」を実施することにしました。今までの生活相談や都営住宅相談で知り合った人だけでは当然、拡大には限界があります。思い切って区内で民主的な運動や平和運動で活躍している人などに生活保護利用者や年金生活者などの置かれた厳しい生活の実態、みんなで取り組む要求運動、「くらしに役立つ制度紹介」など、深く守る会運動を知ってもらうことが大切な行動だと位置づけました。

レンタカーで出発
4世帯8部の拡大

 9月15日、会員4人と、全生連事務局からも3人に応援に駆けつけてもらい、レンタカーで拡大行動に出発しました。結果は、会員4世帯、新聞8部を増やすことができました。
 1軒目は、9月末に予定されている医療生活協同組合(医療生協)主催のフードバンクの準備をしている医療生協の理事さんで、フードバンクの「生活相談コーナー」を守る会に依頼してきた人でもあります。守る会のことは深く理解しているようで、すぐに入会してくれました。
 2軒目は、会員ではないのですが、なぜか「守る新聞」を配達してくれている社会保険労務士さん。日頃のお礼を言い、思い切って「あなたも入会を」と訴えましたが、入会には至りませんでした。それでも新聞は読んでもらうことになりました。
 3軒目は、単身・高齢で新日本婦人の会の会員さんです。「退院したばかりで、あまり活動ができないけど」と言われながらも、入会してもらいました。
 4軒目の法律事務所の訪問では、弁護士さんが、日頃からの守る会の活動への信頼もあり「生活保護の相談でいつもお願いしているから」と、すぐに入会を快諾(かいだく)してくれました。また法律事務所の事務員さん2人にも新たに新聞読者になってもらいました。

区内の端から端まで
大切な行動だと実感

 今回の活動は、レンタカーを走らせるにふさわしく、区内の端から端までの行動でした。コロナ禍で失業など生活に困る人が増える中、守る会の活動はますます重要となっています。他団体で活動している人たちにも「守る会」を理解してもらう大切な行動だったと実感することができました。
 3軒の不在がありましたが、「守る新聞」の見本紙と「入会のお願い」リーフの入った封筒をポストに入れておきましたので、再度訪問したいと思っています(その後、電話で連絡を取り、1世帯2部が増えました)。
 結果は、自主目標を達成させることができました。忙しい中、応援に駆けつけてくれた全生連事務局のみなさんにも感謝します。
(望田冨士子さん)

(2021年10月3日号「守る新聞」)

 
   
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