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力を結集し、総選挙勝利で政権交代を

10・4臨時国会開会日行動

 命と暮らしを守る政治への転換を実現するための総選挙が、いよいよ迫ってきました。臨時国会で新首相に自民党新総裁の岸田文雄衆議院議員が選ばれましたが、安倍・菅政権を継承する自公政権では、私たちの命と暮らしを守ることはできません。市民と野党の共闘勝利で野党連合政権を実現し、命や暮らしを守る政治に変えることが求められています。臨時国会が開会された10月4日、300人が国会議員会館前に集まり、臨時国会開会日行動が行われました。(永久俊満)

責任放棄の与党に政権は託せない

 強い日差しと10月とは思えない暖かさの中で行われた「政治を変えよう、総選挙勝利、10・4臨時国会開会日行動」は、初めに戦争をさせない1000人委員会の竹内広人さんが主催者あいさつを行い「コロナ禍の中、自民党は政権与党でありながらその責任を放棄し、2週間にわたり政治空白を生じさせてきました。この無責任な姿勢に対して強く抗議したいです。この間、病床数のひっ迫により多くの人が自宅療養を余儀なくされ、中には亡くなった人もいます。本来、医療を受けられたはずの人が受けられなかったのは人災です。自民党の総裁選挙で全てリセットでは、あまりに調子が良すぎるのではないでしょうか。安倍政権成立以降、日本社会を支えてきた仕組みが壊されてきました。そのため、国民を見ずに官邸を向く政治機構になってしまいました。岸田新総裁が安倍・菅政権を継承することは明らかです。日本を破壊してきた自民党に政権を託すわけにはいきません。市民連合と立憲野党で衆議院選挙に向けた政策6項目が合意されました。立憲野党の勝利に向けて、全力で戦い抜くことを誓ってあいさつとします」と話しました。

全力を挙げて総選挙に勝利

 開会日行動に参加した立憲野党の議員からもあいさつがありました。
 参加した多くの議員の中から、日本共産党の志位和夫衆議院議員、社会民主党の福島瑞穂参議院議員、立憲民主党の近藤昭一衆議院議員、沖縄の風の伊波洋一参議院議員があいさつを行いました。各議員から、政策合意したことなどの発言や、総選挙に勝利し政権交代を勝ち取ろうなどの決意が述べられました。
 続いて、市民の訴えとして、市民連合、反貧困ネットワーク、改憲問題対策法律家6団体連絡会から発言がありました。
 反貧困ネットワークの瀬戸大作さんは「コロナ禍の中で、この間、700人を超える困窮者の支援をしてきました。20〜30代の貧困者が急激に増えています。その人たちは『福祉は助けてくれない』と言っています」と政府の社会福祉切り捨てにより、助けを求めても助けてもらえない実態を訴えました。
 最後に、総がかり行動実行委員会の高田健共同代表が行動提起で「ここに来る途中で『原発反対』『改憲反対』などと書いた自作のプレカードを持った人を見かけました。この人のこのような行動が、今のみんなの気持ちを表していると感じました。一人ひとりが自分で意思表示せざるを得ないところまできている。そういう気持ちになっているということだと思います。安倍・菅政権の継承である岸田政権を倒すために全力を挙げようという合意もつくりました。一人ひとりの力を結集して、選挙に勝利し、政権交代を実現しましょう」と締めくくりました。

(2021年10月17日号「守る新聞」)

 
   
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