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コロナ禍でも班会で税を学習

困ったときの相談は守る会へ

静岡市

 3・13重税反対全国統一行動まで1か月となりました。全国の生活と健康を守る会でも申告に向けて税運動の取り組みがより活発になってきています。コロナ禍の下、集会場が使えず学習会ができない、人が集まれないなどがありますが、各地で工夫を凝らし運動に取り組んでいます。静岡生活と健康を守る会の班での税運動の取り組みを紹介します。

場所・人数など各班が工夫

 静岡生活と健康を守る会の各地の班ではこの1月、税班会を計画しました。
 税班会は1月31日現在、15の班が開催し、延べ70人が参加しています。
 新型コロナウイルス感染が広がりワクチン接種が遅れる中で、集まりは多くて7人以内、公共施設も使用するなどの工夫をして開いています。

新入会員と税パンフで学習

 昨年から新入会員が3人入会した静北(しずきた)・羽高(はたか)班の税班会には7人が参加しました。
 班会は「最初に自己紹介と質問があったら出してください」と始まりました。「息子が自営業を営んでいる。申告の仕方が分からないので教えてほしい」「娘の扶養になっているが介護保険料が高い」など、新入会員からの質問に事務局が答える形で進めました。また、全国生活と健康を守る会連合会作成のパンフレット「税金のはなし」を使って税の納め方を学習。みんなが納めた税金が社会保障に使われずに、大企業減税や5兆円を超える軍事費に使われているという使い方の不公平も学びました。他にも収入が減ったときほど税申告が必要なことや、源泉徴収票の見方も学習しました。
 最後に「守る会は払い過ぎた税金を取り戻す運動、集団申告によって権利を守ってきた。ぜひ周りの人に知らせてほしい」と訴え、次の計算会の日程を決めました。

給付金で拡大の取り組み

 瀬名班では、コロナ禍がこれからどうなっていくのかを話し合う中で、臨時特別給付金のことが話題になりました。昨年の申告書控えを持ってきて「これで自分ももらえるの」と聞く人もいました。
 臨時特別給付金について静岡市では、2月から住民税非課税世帯と生活保護世帯に「確認書」が送られてくるので、届いたらぜひ守る会に知らせてほしいこと、また「確認書」はこなかったが収入が大幅に減った世帯は9月末までに申請すれば給付金を受け取ることができるので、対象になる人がいたら守る会に紹介してほしいことなど、仲間ふやしの取り組みの訴えがありました。

困ったときは守る会

 各地の班会では「コロナで仕事が減った」「医療費の負担が増えた」などの声が参加者から出され、ますます住みにくい世の中になったと感じます。
 守る会作成の「班会話し合い資料」ではインボイス中止署名、「戦争する国づくり」のための憲法改悪をさせない署名も呼びかけています。
 新型コロナ感染拡大の中で、予定していた新年会や決起集会も中止・延期を余儀なくされていますが、「困ったときは守る会」「収入が減ったときほど税申告」「臨時特別給付金の相談は守る会」と呼びかけを強め、2月の計算会、3・11重税反対統一行動成功のために準備を進めています。
(松内是卓通信員)

(2022年2月13日号「守る新聞」)

 
   
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