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改憲阻止し平和的生存権を守ろう

憲法改悪許すな! 全国署名達成3・23学習決起集会

 全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は3月23日、東京の浅草セントラルホテルの会場と全国をオンラインで結び、「憲法改悪許すな! 全国署名達成3・23学習決起集会」を開催しました。集会には会場を含め計100か所、560人以上が参加。講師に一橋大学の渡辺治名誉教授を招き、岸田政権が狙う憲法改悪の動きを学び、その阻止に向けた運動を展開すべく意思統一を図りました。(齊藤 豊)

 集会は初めに、全生連の吉田松雄会長が「昨年の衆院選で憲法9条を改悪しようとする改憲勢力が3分の2を占め、全生連が掲げる、誰もが平和の下に人間らしく生きる『平和的生存権』を守り確立する運動は正念場を迎えた。『憲法署名』を広げ、参院選で改憲勢力を少数に追い込み、憲法を守り抜こう。今日は大いに学び、改憲阻止のために力を合わせよう」と開会あいさつを行いました。
 続いて、渡辺名誉教授が「岸田政権による新たな改憲策動にいかに立ち向かうか?」をテーマに講演を行いました。
 渡辺名誉教授はまず安倍晋三政権時代の状況を説明。「安倍政権が自衛隊の『集団的自衛権』行使容認を法定化、また、憲法に『自衛隊は合憲』と入れる改憲を狙い始めたが、それに対し改憲反対派は『3000万署名』などで対抗した結果、政権は改憲できずに退陣した」と述べました。
 次に菅義偉(よしひで)政権時代の状況を説明。「菅政権は米国の世界戦略、特に中国に対する軍事対決路線の影響でより改憲に向けた動きが進むようになった。また、安倍政権から引き継いだ『敵基地攻撃能力保有論』を推進、自衛隊と米軍の共同軍事演習の回数も大幅に増加した」と述べました。

岸田政権の危険性を指摘

参院選向けた闘いが重要

 そして、現・岸田文雄政権の状況について説明。「米国政府の影響もあり、岸田政権はそれまで以上に改憲への強い動きをし始めた。昨年の衆院選で改憲派の維新の会が躍進。また、国民民主党が選挙後に改憲派として積極的に乗り出し、政権に追い風になっている。しかし直近の世論調査では、中国脅威論には賛意が多いが、改憲や敵基地攻撃能力には反対の意見が多い。これに対し岸田政権は『敵基地攻撃能力』の名称を変え、来年の通常国会で新有事法制制定や明文改憲を狙っている。憲法審査会をほぼ毎週開き、改憲案審議を加速させている」と危険性を指摘しました。
 結びに、日本とアジアの平和のためには軍拡や緊張を強める軍事同盟強化ではなく、憲法9条に基づく平和外交の必要性を強調。「憲法署名」を手に改憲の危険性を訴え、参院選で改憲勢力の議席数3分の2を阻止する闘いが重要と述べました。

班で署名目標達成 大田

地元でも集会開く 吹田

 講演後の質疑応答の後、東京・大田の坂本雄幸さんと、大阪・吹田の菅野雅之さんから改憲阻止に向けた取り組みの発言がありました。坂本さんは、地元の守る会の班員に「憲法署名」の取り組みを訴え、目標を超え600筆以上の署名を集めていることを報告。菅野さんは、今後、地元でも学習集会を開くなどで「憲法署名」や改憲阻止の運動を進め、参院選に向け奮闘する決意を語りました。
 最後に、全生連の三浦誠一副会長が「改憲阻止に向け、全生連などの市民運動が力を発揮しなければいけないときだ。渡辺さんの激励に応え、参院選に向かって全国のみんなで共に頑張ろう」と述べ閉会しました。

(2022年4月10日号「守る新聞」)

 
   
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