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「戦争いつ終わるの」と小学生

大生連 侵略戦争と憲法問題で街頭宣伝

 ロシアのウクライナへの侵略に際し、全国生活と健康を守る会連合会(全生連)はロシア大使館へ抗議声明を送り、全国の組織に募金を呼びかけました。全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)の秋吉澄子事務局次長から大生連の取り組みの報告が届きました。

 ロシアのウクライナ侵略も2か月を過ぎ、状況はさらに悪化し、ウクライナの国民は命の危険にさらされています。
 大生連や府内の各生活と健康を守る会(単組)は全生連が呼びかけた「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」の抗議文を在日ロシア連邦大使館に送付しました。

ポスターが好評
募金封筒や箱も

 続いて、大生連は4月1日の大生連常任幹事会の後、「全生連第44回全国大会の特別月間の成功」と「ウクライナ支援」などの取り組みを進めてきました。
 長形4サイズの封筒に「ウクライナへの支援募金のお願い」を印刷し、単組からの注文を受け、6200枚を送りました。すでに募金を進めているから封筒は不要という単組、募金箱を作ってほしいという単組もありました。多くの単組で、「守る新聞」と一緒に届けた、会員訪問のときに手渡ししたという報告がありました。
 城東生健会からはポスター作成の希望があり、事務所や街頭で使えるように、A2サイズ(一般紙の大きさ)で作りました。よく目立ち、分かりやすくて好評です。街頭では小学生が寄ってきて、「戦争はいつ終わるのか」と声をかけてきて、対話も生まれています。

税運動時から署名
13単組分を送金

 八尾生健会では税申告運動のときから「憲法署名」に取り組み、957筆の署名を集め、さらに5月3日の憲法記念日に向け、「憲法を守ろう・9条守ろう」と引き続き署名を進めています。
 大正生健会では3月23日に行われた全生連主催の「憲法改悪許すな! 全国署名達成3・23学習決起集会」にズームで14人が参加しました。「平和であってこそ、暮らしが守られる」「絶対に戦争はしてはならない」の思いで、街頭宣伝にも参加しています。事務所には募金箱を用意し、ウクライナ支援も呼びかけています。
 大生連は現在、13単組分の募金を全生連に送金しました。現在も次々と募金が集まっています。一日も早く、ウクライナの難民の人たちに届くようにと願っています。

「維新」も話題に
月間成功に全力

 大阪市長で、日本維新の会の松井一郎代表は、ロシアのプーチン大統領の核兵器使用を示唆する発言に対し「核保有は反対」としつつ、「非核三原則は昭和の価値観」と発言。日本維新の会は「緊急提言」で、「自衛力の見直し」や「核共有」の議論開始を盛り込んでいます。ウクライナ危機に乗じて憲法改悪を進める現政権などの暴走にストップをかける取り組みも急がねばと考えます。
 全生連が作成した憲法チラシ1万6000枚を団地やスーパー前などで配布しています。班会や集会ではウクライナのこと、維新市政・府政で制度つぶしが行われ、カジノ誘致に突き進む問題などを学習しています。
 このような取り組みを通じ、5月22日から始まる特別月間では「守る新聞」ふやしを先行し、特に子どもや孫にも声をかけ、読んでもらい会員ふやしにつなげるように進めていきます。

(2022年5月22日号「守る新聞」)

 
   
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