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玉城デニー知事再選で辺野古新基地阻止を

全国が沖縄と連帯して勝利しよう!

沖縄県知事選

 沖縄県知事選挙が8月25日告示、9月11日投票で行われます。大局は、名護市辺野古に米軍新基地を造らせない「オール沖縄」の玉城(たまき)デニー候補(現職知事)と、新基地を推進する岸田政権・自民党が推す前宜野湾市長の佐喜眞淳(さきまあつし)候補との対決です。沖縄と日本の未来を左右する重要な戦いです。沖縄県生活と健康を守る会連合会(沖縄県生連)は玉城デニー候補の推薦を決め、全国と連帯して再選へ向け取り組んでいます。沖縄県生連の中西常雄会長の報告です。

 この選挙の意義は、玉城デニー知事の勝利(再選)によって、(1)辺野古新基地ノーのとどめの審判を下し、(2)故・翁長雄志(おながたけし)前知事とデニー知事の下で大きく前進した暮らしと福祉、県経済をさらに前進させること、(3)「オール沖縄」を発展させ、全国で市民と野党の共闘を強め、沖縄から日本の政治を変える確かな力となることです。

辺野古新基地建設の賛否

最大の対決点

 最大の焦点(対決点)は、新基地・戦争への道を止めるデニー知事か、民意を壊す政権丸抱え候補かです。2019年の県民投票で70%を超える圧倒的な反対の民意が示された辺野古新基地建設は、完全に行き詰まっています。政府が埋め立て海域の南側に投入した土砂量は総量の10・8%にすぎません。大浦湾側は、軟弱地盤改良に伴う設計変更をデニー知事が不承認としたため、工事はできません。
 政府関係者が「知事を変えないと工事を加速できない」と指摘し、内閣総がかりで現知事転覆に取り組んでいます。政権丸抱え候補に絶対に負けるわけにはいきません。

現知事が福祉・経済を発展

国は沖縄を締め付け

 第2の焦点は、県民の暮らしと福祉を守り、県経済を発展させることです。デニー知事は、子ども医療費通院無料を中学校卒業まで拡充しました。併せて、県内全41市町村で窓口負担なしの「現物給付」も実現しました。
 デニー知事は「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」を策定し、「強くしなやかな自立型経済」の構築、県民所得の向上、雇用増を掲げています。ところが、岸田政権は沖縄振興予算を減額し締め付けています。このような政権に担がれた候補では、暮らしも経済も展望できません。

再選で権力の攻勢を打破

全国で共闘を広げる

 第3の焦点は、「オール沖縄」を強化・発展させ、全国で市民と野党の共闘を広げることです。県民は、保守・革新の垣根を越え、新基地断念などの「建白書」(2013年)の実現を旗印に団結し、14年の翁長県政誕生から18年の玉城デニー県政へと「オール沖縄」を前進させました。
 岸田政権は、7月の参議院選挙沖縄選挙区で当選した「オール沖縄」の伊波洋一議員に2888票差に迫ったことで、「天王山」と位置付けた知事選に権力総動員で襲いかかってくることは確実です。「オール沖縄」に結集した県民と全国のみなさんとの絆を強め、権力の大攻勢を打ち破りましょう。
 玉城デニー知事の再選を勝ち取るために、全国のみなさんのご支援をよろしくお願いいたします。

(2022年8月14日号「守る新聞」)

 
   
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