人間らしい生活を取りもどす
生活保護請願全国1万人達成へ頑張るぞ
岡山県生連
全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は、「生活保護基準を戻し、物価高騰に見合う引き上げを求める請願署」運動の取り組みを行い、全体で1万人分集めることを目指しています。全国の生活と健康を守る会は目標を決め取り組んでいます。岡山県生活と健康を守る会連合会での請願運動の取り組みを紹介します。
目標1500人
役員会で決定し
即時に行動開始
岡山県生活と健康を守る会連合会は11月の県連会議で、全生連が提起している「生活保護請願書」に取り組むことを決め、県内の目標1500人を目指し、やりきることを決めました。役員会の中で、井原生活と健康を守る会の西山省三さんは「150人を目指して頑張る」と決意を述べました。
役員会後に早速、事務所当番に来ていた岡山生健会の役員と各単組に配る準備に入りました。
まずは「みなさんにお願いします」のチラシを作成して、封筒に貼り付け請願書を同封しました。そして、手配りと郵送に整理し、7組織に郵送しました。
さらに、原告と一緒に民主団体に要請するなどで、会員など54人にお願いができました。集まった請願書は250人分(11月27日現在)です。
私の一言
我慢の限界に
怒りが爆発寸前
請願書の私の一言では、「いくら他の国が防衛費を増やしても、わが日本は広島・長崎で起こった事実を大きな声で叫ぶべき。日本中の生活保護利用者など、大変な人にお金を回して防衛費を減らすべし」「ガソリン税を元売りに還元せず小売りに還元しろ」「国民年金・厚生年金で10万円なり、この年金では今後の生活が不安です。夜もネムレません、“お上”はシャントシンサイ」など切実で怒りが爆発しそうな一言が多くありました。
岡山県連のスローガンは「人間らしい生活をとりもどす」です。
この間の物価高にはもう我慢の限界です。年金も減らされる、介護保険料は値上げされ、電気・ガス・食品価格も大幅な値上げです。値上げにはなっていないが中身が減っている物などもあり、本当に生活していくのが苦しいです。
役員からも「お金の心配をしないで食べたい物を買いたい」「人間らしい生活がしたい」と切実な要求が出されています。
目標やりきる
大勢と手をつなぎ
組織づくりにつなぐ
岡山県連は、請願の締め切りを12月15日と決めました。目標を見据え、役員と相談して軸である岡山で、「お願い袋」を会員100人に配り切ろうと訴えています。
そして、お願いした民主団体と会員に広げる訴えをしながら「お願い袋」の回収に取り組みます。
県連目標をやり切るために、1人でも多くの人と手をつなぎ政治を変える力をつくりながら組織づくりにつなぐことができたらと思っています。全国のみなさん、最高のクリスマスを迎えるために頑張りましょう。
(関藤香代子通信員)
(2022年12月11日号「守る新聞」)