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軍拡・増税に反対 自主申告権を守ろう

3・13重税反対全国統一行動

 「3・13重税反対全国統一行動」が全国で行われました。3年以上続く新型コロナウイルス感染症の流行がやや落ち着き始め、今年は各地で集会やデモ行進、集団申告などが取り組まれました。静岡・静岡、京都・北、上京から行動の報告が届きました。

会員が積極的に参加
集会とデモが復活
静 岡

 静岡生活と健康を守る会、静岡民主商工会、全日本年金者組合静岡支部の共催で3月10日、静岡市の重税反対統一行動が行われました。今年は、コロナ禍で中止していた集会とデモ行進が4年ぶりに復活しました。
 「40年商売を続けてきたが最悪の状態」(76歳女性・飲食業)、「母親の介護に明け暮れインボイスで払う消費税などない」(58歳男性・配管業)という中で迎えた集会でした。年々増える医療費と保険料負担、インボイスの10月からの実施は零細業者にとって悩みの種。静岡生健会の班会でも、軍備拡張・インボイス中止、税自主申告への税務署の介入を許す「税務相談停止命令制度」について話し合い、請願書名も集めてきました。
 「家族の世話で」「身体の不調」「行進に参加できない」という事情で集会への参加数も少なくなっています。それでも平均年齢75歳という静岡生健会の役員が、朝早くから会場の整備にかかり、会員も年に1回の集団申告に店を休業して、また、仕事を早く切り上げて参加するなど250人が静岡市民文化会館に集まりました。
 午前11時30分に申告書の受け付けと確認、12時30分から14時まで集会。14時から14時40分にかけ行進、15時に税務署へ申告の順序でした。
 生健会の受付では、みんな緊張感を持って取り組み、今年はほとんど訂正なしで手続きできたように感じます。これまでは集会中に気が散漫になりがちでしたが、今年はみんなが集中できていたように感じました。
 行進がみんな終わった後、「足が痛い」と訴える役員もいて大変な思いをしました。清掃業の40歳男性は「税務署員に『マイナンバー記入は強制ではないよね』と言ってやった」と元気いっぱいでした。今年初めてデモ整理係を引き受けてくれました。また、今年初めてデモ行進の宣伝カーからのアナウンスを行った56歳女性は、市内で若い人向けのバイクショップを営んでいます。
 この間、静岡市の重税反対統一行動実行委員会では、インボイス、 「命令制度」 導入という情勢の中で、攻勢的に繁華街宣伝と税務署交渉に取り組みました。税務署交渉では「自主申告は今後も尊重する」という回答を得ています。
 3月23日の消費税申告の際にも、インボイス中止の繁華街宣伝を計画しています。
 (松内是卓通信員)


各団体から闘いの決意
減税し暮らしに
京都 北/上京

 京都市の北区、上京区の重税反対統一行動は3月13日、ここ数日の初夏を思わせる好天から打って変わり、時折しぐれる寒い天気のもと開催されました。
 北生活と健康を守る会、上京生活と健康を守る会と、地域の民主商工会、京都建築労働組合、料理飲食組合などから約100人が上京区の水火天神公園で集会を持ち、各団体代表が怒りの告発をし、闘いの決意を発言しました。とりわけ物価高問題と大軍拡・大増税問題に集中しました。
 集会宣言は北生健会の葛西繁事務局長が読み上げて提案を行い、上京税務署まで「インボイス反対」「消費税を減税せよ」「軍事より暮らし」などと唱和しながらデモ行進を行いました。
 (猪田修身通信員)

(2023年3月26日号「守る新聞」)

 
   
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