大阪
会を大きくし維新政治を終わらせよう
大生連大会成功をめざす特別月間スタート集会
全国生活と健康を守る会連合会(全生連)が提起した「拡大・班活動強化の特別月間」が始まり、全国各地の生活と健康を守る会が目標と計画を決めて取り組んでいます。全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)では、7月23日に行われる大生連第38回大会に向けての特別月間をスタートさせました。6月11日に行われた「特別月間スタート集会」の様子を紹介します。
ギャンブルは依存症に
カジノ反対広げよう
大生連は6月11日、大生連大会成功をめざす「特別月間」スタート集会を開催しました。スタート集会には26単組58人が参加しました。
冒頭、大口耕吉郎会長から「維新市政を終わらせ、会員・新聞を増やして会を大きくしよう。スタート集会をそのための第一歩にしよう」とのあいさつがありました。
初めに、カジノに反対する大阪連絡会の中山直和さんを講師に「カジノを止めよう! 認定は撤回、計画の中止を!」と題して学習を行いました。
中山さんは「(カジノ予定地・大阪市此花区の)夢洲(ゆめしま)は、地震や巨大台風などに対する防災面で、観光客を呼び込める場所としてはふさわしくない」「ギャンブル依存症の増加による社会的損失が検証されていない」などと報告しました。
参加者から「国の認定を受け、カジノは決定したと思っていたが、まだまだ認定取り消しの道があることが分かった」「国がこんな計画を承認したのかと思うとあきれてしまった」などの感想がありました。
みんなで「あきらめたらアカン」とカジノ反対の署名や宣伝を広げていくことを確認しました。
仲間ふやし進める
各地から決意の声
次に、江田有子事務局長が特別月間についての行動提起を行いました。7月23日の大生連第38回大会に向けて、特別月間を組み、大会までの目標(1万2000世帯・1万3100部)と、月間の期間(6月11日〜7月22日)、府下いっせいの統一行動日(6月25日と7月9日)を決めました。
そして、月間の3つの意義、(1)大生連大会を成功させるため、(2)自公政権と「維新」の悪政を跳ね返す力づくり、(3)会員と住民の要求を実現するため、を確認しました。
スタート集会では、浪速(なにわ)、東大阪、羽曳野・藤井寺、平野の4単組の代表が発言。
平野は、「2万2000枚のビラを90人で配布。10年前に会員だった人がそのビラを持参し、相談に来た。6月25日の府下いっせい統一行動では、元会員35人を訪問する」。
東大阪は、「6月中旬から8日間、国保・介護保険などの各種減免の相談会に取り組む」。
浪速は、「事務所当番を4人に増やし対応、ビラ配りや会員訪問で仲間ふやしを進める」。
2007年に14世帯で発足した羽曳野・藤井寺は、「会員180世帯を拡大目標に、毎月の映画会に加えて、食事会も再開したい」と発言しました。
8月上旬に予定している大阪府・市との生活保護交渉(計4日間)は、コロナ感染が若干落ち着いてきたので、時間も参加数も増やして行われます。大生連発行の『維新まるわかりパンフ』で、多くの地域・団体が学習会に取り組んでいますが、さらに広げていくことも確認しました。
以上の取り組みを成功させ、全生連の特別月間の成功につなげていくよう奮闘します。(秋吉澄子さん)
(2023年7月9日号「守る新聞」)