安くておいしい
手づくり料理 明日の活力
生活と健康を守る会では、班会や小集会などで料理が提供されることが多いですが、役員による手作りの料理は参加者から好評です。2つの組織の役員に手作り料理への思いを語ってもらいました。
会長の味“とうふ鍋”
北海道・厚別区 吉村理智子
厚別区生活と健康を守る会では、集金や配達を頑張った仲間へ“とうふ鍋”を出しています。
北海道の冬は寒く、温かい物をふるまおうと考え、私の家で人気の鍋メニューの“とうふ鍋”にしようと思いました。
“とうふ鍋”には、絹ごし豆腐、しめじ、天かす、たまご、小ねぎが入っています。天かすは行きつけの天ぷら屋でもらっています。
昨年12月に行った配達・集金者ご苦労さん会でも“とうふ鍋”を4つの大鍋で作り好評でした。
「家で作っても同じ味にならない」「また来年、これを楽しみに配達を頑張る」などの感想があり、作り手としてはうれしく思っています。
事務局長の揚げ物など
滋賀・甲賀 安井直明
甲賀生活と健康を守る会でも、忙しい人、生活保護利用者、単身の高齢者の暮らしは物価高で大変。会議に出席できない人とのつながりも疎遠になる中、楽しく集まれる班会の必要性を痛感し、食事会を計画しました。
調理が好きな私は、低料金の料理を出そうとチキンカツ、かき揚げ、ポテトサラダを中心に家庭料理を毎回作っています。チキンは安価な胸肉で高齢者向け。細かく隠し包丁を入れ、塩コショウで味付けします。タマネギなどのかき揚げ、ジャガイモとニンジン、パセリを入れたサラダ、ダイコンの酢の物などを料理します。
参加者から「料理はどこから来たの」「ほんまに作ってくれたの」「でき立てでおいしい」などうれしい反応があります。
(2025年3月2日号「守る新聞」)