私の健康法
「お金がかからない」「簡単にできる」など、「私の健康法」について寄せられた岩手県盛岡市と広島市の会員の声を紹介します。
自転車を押して散歩
岩手県盛岡市 大和田信悦(70)
大和田信悦(しんえつ)さんは、わけあって盛岡駅のベンチで暮らしているところを盛岡生活と健康を守る会の会員に声をかけられ、生健会事務所にやってきて6年になります。当初は、寡黙でテレビも新聞も見ないで下を向いていて、会員仲間は「何かとてもつらいことがあったのでは」と心を配ってきました。
3年目あたりからテレビを見て新聞にも目をやり、徐々に会話するようになり、体にも張りがでてきました。
気がつくと、大和田さんが朝6時ごろから散歩しているのを見かけたので、みんなで驚き、励ましてきました。
今は路面が氷つき、雪道で危ないので自転車を押して2日に1度は2キロくらいの散歩をしています。雪のない季節には、市内にある高さ100メートルほどの愛宕山に登ったり、自転車で8キロ先の街まで出かけるといいます。
若いころは建設業で働き、中学・高校時代は駅伝の選手として活躍していたといいます。
食事は塩分に気をつけていますが、血圧も血糖値も問題なく健康で、「歩ける力、歩けることが大事、一番お金がかからない健康法」と笑顔で話します。
(多田久夫通信員)
3つの運動で尿漏れ防止
広島市安佐北区 伊藤栄一(71)
私は65歳を過ぎ、尿漏れと頻尿の症状が出てきました。そこで、区のスポーツセンターのジムのスタッフに相談したところ、勧められたのは3つの簡単な運動でした。
(1)「竹踏み運動」。私は2種類の竹踏みを使用しており、竹の平らな物と竹に突起のある物です。足裏のツボを刺激して副交感神経を活性化したことで夜間トイレに行く回数が減り、睡眠が深くなり睡眠時間も長くなりました。
(2)「椅子スクワット」。私は膝が悪く、スタッフから椅子を使用し、足幅を広げて行うワイドスクワットを勧められ、膝に負担をかけずに足腰内股を鍛えることがでました。これも尿漏れと頻尿を克服できた要因です。
(3)簡単なカーフレイズ(つま先とかかとを上げる運動)です。寝る前に30レップ(回)やると、ふくらはぎがぱんぱんに膨らみ、毎日続けると、立ったときに体が安定し、歩くときのふらつきがなくなりました。
私は、「他にも持病があるのだが」と相談すると、ジムのスタッフからは「運動はマスト(ねばならない)でやると効果がなく、楽しくやることで効果が出る」と教えてもらいました。
(2026年3月1日号「守る新聞」)